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民間医療保険 出産QA
入院は、普通分娩の場合は、1日から長くても3日、帝王切開でも3日〜5日ほどです。 特に最近は、病院にかけこんでから出産、退院まで24時間以内でこなす出産コースが増えています。アメリカ人がタフだからというより、医療費が高額なので、退院せざるを得ないのが実情です。
病院での出産は、普通分娩は、40万円から150万円、帝王切開は、130万円から200万円以上と言われています。費用の差は、住んでいる州や地区、かかった病院のレベルやサービスの差によります。民間の保険会社に入っていれば、 保険の種類にもよりますが、費用の大部分は、保険でカバーされます。一方、保険に入っていなければ、全額自己負担になります。
民間の医療保険は、毎月、ひと家族あたり2万円から20万円以上と高額なため、国民の4割近くがどの保険にも入っていないといわれ、大きな社会問題になっています。このため、保険に入りたくても入れない人のための救済制度や、非営利団体が、支援を行っています。
http://www.americaninsurancedepot.com/pregnant.htm
Q: 日本の企業から派遣されて渡米します。妊娠中ですが、保険に入れますか?
A: 企業派遣の場合、企業が使っている保険に加入できるのが一般的です。
ただし、企業が契約している保険によっては、妊娠後期でも加入できるところもあれば、妊娠初期でも、加入できないところもあります。なかには、妊娠出産をカバーしていない保険もあります。
また、まれですが、日本からの企業派遣でも、保険加入の手続きをしてもらえなかったというケースも聞きます。このため、事前に必ず企業の保険担当 (人事部)に確認することが重要です。
Q: 医療保険に加入したいのですが、毎月の保険料はどのぐらいですか?
A: 保険金額は、加入者の年齢や、受けたいい医療内容、子どもの人数によって料金が変わってきます。特に、妊娠出産をカバーしたい場合は、料金が高くなります。次の例は、 エコノミータイプの保険です。いずれも治療内容が限られていたり、年間にかかった医療費のうち、6万円から12万円は自己負担になったりします。
例: 夫 28歳、妻28歳 子どもなし
保険A ・妊娠出産をカバーし、保険のカバー率70%の場合
毎月約22,000円
病院や医師の選択は広い。歯科医療保険の加入オプションはない。
保険B・妊娠出産をカバーし、保険のカバー率80%の場合
毎月約3万円
病院や医師の選択が限られる、歯科医療保険は1万円追加で加入できる。
例: 夫 30歳、妻 30歳、子ども 3歳、0歳
保険C・妊娠出産をカバーせず、保険のカバー率80%の場合
毎月約2万円
保険D・妊娠出産をカバーし、保険のカバー率30%の場合
毎月、約4万円
保険E・妊娠出産をカバーし、保険のカバー率80%の場合
毎月、約7万円
インターネットによる無料保険料金見積もり&加入サイト
ehealthinsurance.com
Q: 医療保険に入っていれば、出産にかかる費用は、全額、無料になりますか?
A: 加入する保険によりますが、平均的に15万円ほどが自己負担になります(全体の医療費の約2割)。これは、 契約内容によって、次のような条件があるためです。
・年間にかかった医療費のうち、6万円(〜12万円)が自己負担(deductible= 免責)
・一日の入院費は100ドルまでは自己負担
・検査の一部が保険の対象外、あるいは、一部が自己負担
・分娩費や新生児のケアのうち費用の20%が自己負担
・救急車を利用したり、救急で診察を受けると、50ドルプラス20%の自己負担
・薬は、保険会社が認めないブランドの場合、費用の50%が自己負担
Q: 妊娠すると虫歯ができやすいといいます。医療保険で、歯の治療費もカバーできますか?
A:健康保険(Health Insurance)を扱っている同じ保険会社で、健康保険とは別途にDental Plan(歯科専門の保険) に加入しておくとよいでしょう。保険料は、ひと家族毎月で1万円ぐらいからあります。
虫歯の治療は、日本では、自己負担でも1本数千円ですむものが、アメリカでは1本数万円することがあります。歯石除去も、日本なら国民健康保険なら初診料を含め数千円、自己負担で丁寧にやってもらっても5000円ほどですが、アメリカだとやはり数万円はします。このため、渡米前には、虫歯の治療をしておくとよいでしょう。もちろん、長期滞在の場合、お子様連れの場合はDental Plan(歯科保険)に加入しておくことをお勧めします。
※ 歯科治療費の日米比較 たかはし医院
Q: 個人の事業のため(留学のため)渡米します。妊娠しているのですが、医療保険に加入できますか?
A: 民間の医療保険は、州によって保険会社によって条件がさまざまで、特に妊娠中期を過ぎると、とても難しくなります。
以下は、妊娠してからでも入れる保険を探すための方法です。
● 妊娠3ヶ月未満の場合、ブルーシールド、ブルークロスが可能なこともある。
州によっては受け付けていなかったり、他の会社の保険に入っている場合は受け付けてもらえないこともある。
(妊娠後、民間の保険に入れない州・・・ジョージア州)
加入できても、料金は、通常の5割り増しになるとの情報あり。.
http://www.bluecares.com/
● 団体健医療険を扱っている大きい保険会社に問い合わせる。(イエローページで調べる)
● 中小の保険会社に問い合わせる。(イエローページで調べる)
● 地元のメディケア(福祉事務所) medicare に問い合わせる。
http://cms.hhs.gov/medicaid/default.asp
Medicaid Insurance(メディケイド保険)
低所得者対象とした医療費免除保険. 医療費は全額免除される。
ニューヨークやカリフォルニアでは、アメリカ国民以外でも利用可。
他の州については、確認が必要。(不可・・・ユタ州)
申請必要書類
指定の申請書、妊娠証明書(アメリカの医療機関発行)、学生ビザ(所得がないことを証明できるもの)、賃貸費の証明、パスポート
● 地元の母子センターWIC ウイック(Women, Infants,Children,)に問い合わせる.
http://www.fns.usda.gov/wic/
● 妊娠センターに問い合わせる Pregnancy center
● 大きな病院や大学病院の保険係に問い合わせる.
● 地元のクリニックに問い合わせる.
● 地元の教会の婦人部に問い合わせる.
妊娠中の身であちこち問い合わせして回るのは大変ですが、あきらめずに探し続ければ、きっとよい方法がみつかるでしょう。
Q: 保険を使わずに全額自己負担で出産しようと思っています。少しでも安くする方法はありませんか?
A: 病院によっては、 出産費用を割り引く制度があります。たとえば、手続きから出産、出産用品などを割引セット価格で提供していたり、出産の予約を早めに入れたり、退院のときに全額キャッシュで 払うと、正規の料金より何割か安くなる場合があります。病院の窓口で交渉してみましょう.
全額自己負担で出産に望む場合、万が一、早産や異常出産で子どもがICU(集中治療室)に入らなければならなくなったときのことも考えておく必要があります。低体重児で、数週間以上の入院が必要な場合、ICU利用料だけで1日50万円〜100万円すると言われています.治療費などは別料金です。このため1週間でも、すべての費用が1000万円単位になることもありえます。
Q: 保険もなく、資金もないため、自宅出産を考えています。アメリカでの自宅出産は可能ですか?
A: アメリカでは、病院での出産が一般的ですが、自宅出産をする人たちも、少しずつですが、増えてきています。助産婦(ミッドワイフ)をお願いしたり、なかには、すべて夫婦で出産する場合もあります。
自宅出産で、助産婦さんをお願いした場合、費用は、半分から3分の1になります。
自宅出産でも、万が一に備えて助産婦さんが契約している産婦人科の先生がいます。そして、運悪く緊急事態になった場合は、病院までの緊急移送、手術費、入院費など、費用が百万円単位になりますので、やはり保険は必要でしょう。
Q: どうしても入れる保険がみつかりません。異常分娩があったらどうしようかと心配です。
A: 保険がない場合、万が一に備えて、日本へ帰って出産することも選択の一つになります。
一般に、妊娠36週間以降の搭乗には、医師の診断書と同意書が必要になり、出産2週間前の場合は、医師の同伴が必要になります。航空会社によっては、28週を過ぎると、医師の診断書や医師の同伴が必要にな ったり、36週を過ぎると搭乗させてもらえないこともあるので、確認が必要です。
Q: 保険も、出産費用もなく、産んで良いものかどうか悩んでいます。
A: メディケア、母子センター、妊娠センターなどに相談してみましょう。専門の相談員があらゆる相談に応じてくれます。
・医療保険を探している間に、妊娠が発覚。すでに妊娠3月を過ぎていたことから、なかなか受け入れてくれる保険会社がなかったが、やっと小さな保険会社がみつかった。ところが、加入後、保険料がどんどん釣り上がり、最終的には、自費で払ったのと同じぐらいになっていた。
・妊娠7ヶ月目までは、なんとか受け入れてもらえるらしい。けれど、保険料は大幅にアップするなど、一般とは条件が異なった。
・妊娠していても保険に加入できると言われた。ただし、妊娠は既往症(すでにかかっている病気や症状)だから、保険が有効になるのは、加入してから9ヵ月後だといわれた!
・保険に入ってすぐに妊娠しているような気がして病院へ行ったら、妊娠2ヶ月だった。保険会社からの調査があったが、妊娠したことにまったく気がつかず加入したことを説明したら、何の問題もなく、出産費用をカバーしてもらうことができた。
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