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日米予防接種の違い

アメリカのスケジュール

新生児

  B 型肝炎
1ヵ月   B 型肝炎
2ヵ月   3種混合、インフルエンザ桿菌、ポリオ、肺炎双球菌
4ヵ月   3種混合、インフルエンザ桿菌、ポリオ、肺炎双球菌
6ヵ月     3種混合、インフルエンザ桿菌、肺炎双球菌
9ヵ月   B 型肝炎、ツベルクリン反応
12ヵ月   水痘、肺炎双球菌
15ヵ月   インフルエンザ桿菌、 MMR
18ヵ月   3種混合、ポリオ
4〜6歳   3種混合、ポりオ、 MMR
11〜13歳   ツベルクリン反応破傷風


日本のスケジュール

1歳までに

   3種混合(3回)、ツベルクリン反応、 BCG 、ポリオ( 2 回)
1歳過ぎたらすぐ    麻疹、風疹、日本脳炎、3種混合2期
任意6ヵ月    B 型肝炎、水痘、おたふく風邪、インフルエンザ(ウイルス)、
  A 型肝炎、肺炎双球菌


日米の差(まとめ)

(1)アメリカで通常接種するが日本ではしないもの

インフルエンザ桿菌、 B 型肝炎、肺炎双球菌、水痘、 MMR

(2)日本では行うがアメリカでは通常接種しないもの

BCG 、日本脳炎

(3)接種回数が異なるもの

インフルエンザ桿菌、 B 型肝炎、肺炎双球菌、水痘、 MM



日本の場合、スケジュールについては、地方自治体や医師あるいは親の裁量にまかされる部分が多く、かなり柔軟であるのに対し、アメリカではきっちりとした細かいスケジュールが小児科学会によって推奨されている。

アメリカで接種されるワクチンは、インフルエンザ桿菌ワクチンを除き、日本でも接種可能である。しかし、接種不可能なインフルエンザ桿菌に加え、B型肝炎、BCGの予防接種については、実際上大きな問題となることが多い。

まず、B型肝炎やインフルエンザ桿菌のワクチンは日本では通常接種しないが、アメリカでは全員に接種されている。幼児期にアメリカに渡った場合は、後から追いかけてこうしたワクチンの接種を受けなければならない。 このほか、百日咳は6ヵ月以下の乳児がかかると、重症の肺炎を起こし、命にかかわることがある疾患であるために、6ヵ月までに3回の接種を行うのが医学的には望ましい。しかし日本ではさまざまな理由から接種時期はもっと後になることが多い。細かい接種スケジュールに従って予防接種を行っている吉田医師からも、「どうして日本では6ヵ月までに3種混合を終わらないのか」と、逆にこちらが質問されてしまった。