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保健と医療

ツーズー産科専門病院(ホーチミン)

この病院はホーチミンのみならず、ヴィエトナム南部30州の産婦人科センターとして機能しており、対象診療人口は約3,000万人に及ぶという。外国人患者の統計はないが、ロシア、フランス、日本人等が来診している。

 ヴィエトナム都市部における出産は100%病院分娩であるという。院内には薬局があり13名の薬剤師が働いている。 

 日本人が受診する際予約は必要ないし産科救急は24時間365日対応している。外来診療時間は午前7時から午後4時である。妊娠テスト、妊婦健診も可能である。外国人妊婦の緊急出産の場合、通常、院長・副院長が特別に診察する。外国人診療専門担当医はいないが、シンガポールで研修を受けた医師も多く、英語で診療できる主任クラスの医師が担当する。助産婦の中に日本語ができる者もいる。

 入院期間と出産費用は,経腟分娩が入院3日で30万ドン、帝王切開は手術料と入院7日で 50万ドンと極めて安い。基本的には母児同室制で母乳栄養を奨励し、経腟分娩は分娩の30分後、帝王切開は手術後6時間から授乳を開始する。

ここは一応設備は整い、経験豊かな優れた専門医もい る。外国人の出産には院長、副院長が対応するなど特別診察があり、シンガポール等で研修を受けた助産婦、多少の日本語を解する助産婦もいる。邦人妊婦の出産も3例あり、産前、産後の処置にも問題はなかったという。出産費は非常に安くまた不妊手 術など高度な技術、設備を要する診療も行われている。この病院は利用するに値する。

AEAインターナシヨナル(ホーチミン)

 AEAは安心して医療の受けられない国で、医療と緊急移送サービスを提供するのを主な業務とする。世界各地に小規模クリニックを開設し運営している。ヴィエトナムでは5ヶ所ホーチミンに2施設、ハノイに2施設、ブンタオに1施設、クリニックがありその他に提携医師数名がダナン、フエ、ハイフオンに駐在している。AEAは国内のアラームセンターをホーチミンとハノイの2カ所に設けている。ホーチミンAEAの勤務医は40名いて、常勤医は外国人8名、ヴィエトナム人10名、非常勤医は外国人7名、ヴィエトナム人15名である。

 また総合医療サービスを目指し、企業が社員を派遣する際、事前に現地の医療事情、生活事情その他の情報を提供している。更に保健医療に関する社員教育、ファーストエイドの実地訓練、救急用キットの提供、医療スタッフの企業派遣、医療面の管理とケア、保険会社との交渉、薬剤の調達等を行っている。アラームセンターでは24時間電話を受け付けていて、担当の外国人医師が応答し、必要な助言を与えている。ヴィエトナムの医療事情は施設面で未だに劣り、また外国人患者が現地の医療施設にアクセスするのも難しいため、緊急移送が必要なケースが少なくない。患者の国外緊急移送は、まずAEAの外来受診後、患者をクリニック内の観察用ベッドに数時間収容待機しつつその間に様々な手続きを済ませて、シンガポール、バンコク、あるいは本国に移送する。場合により1〜2日クリニックで待機することもある。

 このクリニックの診療内容は、一般診療のほか産婦人科、小児科、整形外科などの専門医がいて患者を受け付ける。専門医にはヴィエトナム人と外国人共にいて歯科、運動療法、血液検査、レントゲン検査など全て可能である。CT、MRIはないが、必要な場合には他の施設に依頼している。

 長期滞在者と旅行者を併せると、ホーチミンには約2,000名の邦人が在住しているので、AEAでは3名の日本人スタッフを置き対応している。多くの日本人は、ヴィエトナムの診療体制や熱帯病について不安を持っている。受診者総数は一月約2,000名で、日本人が一月約380名、全患者数の約20%を占める。一昨年日本人学校が開校され、家族帯同の邦人が増加している。ホーチミンのAEAアラームセンターは、昨年1998年に日本人28例を国外に緊急移送した。移送先はシンガポール、日本、バンコクの順である。AEAの国外緊急移送例は日本人を含めて多い月には30件近くある。1回当たりの移送費用は約2万ドルである。移送許諾について企業側の窓口は産業医が多い。

 ホーチミンAEAでは会員制をとってきたが、高額医療費の支払いなどトラブルが多いため、1999年4月以降は法人との契約のみとし、個人契約、例えば留学生との個人契約は行わない。邦人契約について、以前は従業員数が5〜10名以上とあった条件を、今年から従業員数が1名以上であれば契約できることにした。日系企業88社と契約を結び、また海外旅行者傷害保険との併用もできて26社の旅行保険会社と契約している。加入者1名当たりの年会費も以前は260ドルであったが現在は150ドルに値下げした。また会員には緊急連絡先を明記した身分証明書に代わる会員証と、車に貼るための会員ステッカーを無料で配布している。通常、両親が共に会員の場合は小児も会員と見なしている。但し歯科診療と健診は、1名につき1枚の会員証が必要であり、この場合は1枚につき150ドルのファミリーカードを発行している。

 予防接種についてはA型、B型の肝炎、破傷風、日本脳炎の各ワクチンをはじめ、ヴィエトナムに必要な各種ワクチン、ドキシサイクリン、キニーネ、メフロキンなどの抗マラリア薬のストックを持ち、これらのワクチン・薬品は全て外国製である。        

ホーチミンAEAには槇田医師を初め日本人スタッフ3名を揃えているので、ホーチミンの邦人はそこが頼りになる。小児、妊婦の健診、予防接種なども受けられ、いざという時には国外移送をしてもらえるので邦人の利用者が多い。問題は診療費が高いことである。1日800ドルというICUの室料はあまりに高額である。

コロンビア病院

ホーチミンに昨年開設したばかりの新しいクリニックである。本来は外国人を対象として開設されたが、意外なことに患者の8割はヴィエトナムと言う。訪れる患者数は、1年で倍増している。規模、設備は日本の大きな個人開業医のレベ ルであるが、ヴィエトナムの公立医療施設と比べれば、はるかに整備されている。今後は産科施設も開設予定と聞くが、これはヴィエトナム人の中で、徐々に増えつつある裕福な階層の人々のニーズに応えた結果と考えられる。このレベルの施設は今後増えるものと思われる。

ホーチミンの第2小児病院

は、学問的に広範且つ高度な診療をしているのが印象深かった。また、日本の医学生が実習に来るなど、教育研修病院的な診療施設であるが、外国人小児専用病棟なども準備されているので、小児の救急患者はここに頼るのが良い、という印象であった。現実にフランス人の患者など、数人の外国人の子供が入院していた。

スウェーデン小児病院

は、ハノイにありヴィエトナムを代表する小児病院で、スタッフの水準も高く小児外科を初め小児科の各分野で高度な水準を誇っている。国際機関との協力、外国との医療協力も盛んであり、日本の神戸大学、京都大学などと学術協 力もなされ北ヴィエトナムのみならず、全ヴィエトナムから小児の患者を集め、ヴィエトナムにおける小児医療センターとして、重要な役割を果たし続けるものと思われる。残念なことに建物の老朽化が進みインフラは不備、さらに極端な病床不足で一つのベッドに2人の患者、一つのクベースに2人の乳児など、病院設備と病院機能の限界を感じさせられた。

ハノイ・ファミリィプラクティス

の検査・診療の設備はおそらくハノイの大病院に匹敵するほど充実している。所長のコット医師はイスラエル国籍であるが米国ジョンズホプキンス大学で卒後研修を受けた。意欲的で企業マインドの豊かな医師である。4年半前には、ハノイの外交団居住区の片隅に小さなオフィスを開いていた。訪れるたびに施設を拡大し、今回再訪するスタッフも設備も増え、超音波、X-線装置、血液自動分析装置など一通り取りそろえ、近く病室を増やし入院施設を増設する計画と話していた。ハノイでは頼りになる診療施設ではあるが、医療における企業マインドになじまないためか、以外に邦人利用者は少ない。ここにはイスラエル人常勤小児科医がいるが、産婦人科医師は非常勤で、妊婦の経過観察や小児健診は可能だが出産、手術はできない。臨床心理の専門家2名がストレス相談を担当している。ハノイに住む欧米人の子供もストレスに悩むものが多いという。

母子保護研究所/Cホスピタル

は、北部ヴィエトナムの産婦人科、特に産科の専門病院として名高く、高レベルの産婦人科的医療サービスを提供している。多数の分娩例、手術例があり、輸血のスクリーニングも独自に行われ安全と思える。ただ、やはり病院給食はなく、正常分娩は出産後48時間後に退院させられるなど、アメニティの面で日本の標準とはあまりにかけ離れ邦人は利用し難い。ハノイでも妊娠中絶が多く、この病院でも年間約3,000例の中絶手術が行われているという。

ハノイAEAクリニック

には、3人の日本人スタッフがいて邦人患者を支援している。ホーチミンAEAに比べると、ハノイAEAは一回り小さく地味に見える。ハノイの邦人患者はここを利用する方が多く、クリニックの受診患者総数の20%は日本人であるという。非常勤医の中には産婦人科医、小児科医もいて、妊婦健診など一通りの診療が可能である。会員制をとり会員にニュースレターの配布等、邦人へのサービスに努めている。

診療時間は午前8時から午後7時までで土曜は午前中のみ診療、日本人スタッフは3名、一般医および専門医が勤務。ヴィエトナム人の放射線技師は日本で研修したことがある。

小児健診は1999年4月から開始したばかりで現在、邦人小児10名がフォローアップ中という。月3、4名が受診する。幼児発達の遅れは、メイドや他の使用人と接する時間が多く、母親との接触が少ないことが多いため、ハノイの小児にしばしば認められるという。

 常勤医はブラン医師とスウェーデン人のアンデウス医師で、その他に非常勤パートタイム医師が3名、その中には産婦人科医、小児科医もいる。助産婦2名と米国、カナダ、フランス、日本人2名を含む外国人看護婦が10名と事務スタッフが2名いる。

 日本人の受診者は月200名前後、クリニックの全受診者は月1,000〜1,200名で約1/6が日本人である。AEAは日本人学校の歯科健診も委託されている。会員にはダイレクトメンバーとアソシエイトメンバーがあり、アソシエイトメンバーは保険会社との契約会員で25の保険会社と契約しており、キャッシュレスサービスが受けられる。自国の言葉で診療を受けられる方が良いのは当然である。

英語の不自由な邦人患者には、3名の日本人スタッフが通訳をし、また欧米人医師の説明と邦人の理解の相異による誤解を防ぐ。日本人受診者の問題点は言葉の問題だけではない。邦人診療の際には、なるべく日本人スタッフが同席して患者の気持ちを汲み上げ、医師に伝えるように努力している。場合により、日本人スタッフが邦人患者に簡単なアドバイスをすることもある。

 処方の薬剤量は、小児の場合処方の前に体重を測定。成人は症例にもよるが、あまり考慮しない。薬の説明は日本人スタッフがすることもあり、大使館医務官からいろいろとアドバイスをもらうこともある。診療費は周囲の医療機関との兼ね合いもあり、ホーチミンのAEAより低く定められている。日本人会員には年数回日本語のニュースレターを送付している。

 スタッフは定期的に症例検討会、AEAのネットワークを使い互いにリフレッシュしている。現在もインターネットで医師間の相談や照会が行われているということであった。

チョーライ病院

 アン副院長とハイ研修部長と面談し、その後ハイ部長の案内で院内を視察した。チョーライ病院は日本の援助によって建てられ、ヴィエトナムと我が国の友好の象徴とも言うべき病院である。1999年には新病棟が増築され190床増え、40床の腫瘍病棟もでき

た。1日の入院患者数は1,400〜1,500、ベッド利用率はベッド不足のため、120〜140%で患者が溢れている。1日外来患者数は平均1,000名を超えるという。但し小児科、産婦人科、精神科がないため、それら診療科の患者は外部の専門施設に送ったり専門医をよぶ。

 
 日本人が受診する際問題となるのは言葉である。一部の看護婦は挨拶程度の日本語ができるが通訳はできない。チョーライ病院は外国人患者サービスのため、10階に外国人専用外来と専用病棟があるが、現在日本人の医師・看護婦はいない。

 健診サービスはヴィエトナム人用のプログラムはあるが、外国人向けのものはないので、予約の時点で各項目について電話相談を受けている。最近ヴィエトナムでも結核が増加しているという。画像診断のためにはMRIとCTが各1台ずつ備えられている。

 外国人用の外来診察室は2階に位置し広く清潔であるが、道路の騒音がうるさい。チョーライ病院には、産婦人科・小児科はない。10階に我が国の援助で開設した外国人専用病棟があるが、邦人の婦人や小児が実際に入院することは少ない。ただ小児の事故、外傷、妊婦救急対応など、緊急時に駆け込めば、我が国と関係の深いだけに、親切に対応してくれることは間違いない。また腫瘍の診断などは得意分野だけに利用し得るであろう。また通常、ヴィエトナムの病院にはない病院給食のサービスがあり、入院費も1日30ドルと安く、ホーチミンでは邦人が利用しやすい施設である。

ハノイ・ファミリィプラクティス

 所長コット医師は不在で、日本人コーディネーター北野氏、シルヴァーマン営業部長、小児科のニル医師、管理マネージャーのコット夫人と面談した。このクリニックはハノイの外交団居住区の一角にあり、国際水準の医療を目指すポリクリニックで、開院後4年半になる。外国人、一部ヴィエトナム人および旅行者を対象に、集中治療、緊急患者移送、予防接種などのサービスを行っている。輸血の安全性等技術的な理由から、外科手術は行っていない。イスラエル人の常勤小児科医がいる。この診療所のブランチとして、カナダ人歯科医が同じ敷地内に開業している。総合家庭医としての役割を果たすため外科系診療は現地の各病院と提携し、外科医は常時24時間対応している。このクリニックはインターナショナルスクール、日本人学校などにも近く児童、生徒の健診、検査を依頼されることも多い。診療は月曜から土曜の午前までだが、医師は全員診療所付近に居住し、常時携帯電話を保持して常時オンコールの状態にある。ジープで遠隔地の患者を迎えに行くサービスも行う。今年8月にはクリニックを増築する予定があり、入院施設を作る計画も進んでいる。

 日本人の受診者は週2〜3名である。AEAと同様、このクリニックも13の保険会社と契約し、キャッシュレスサービスが可能である。ここを訪れる日本人は、まずAEAを受診し、経過を見てもらうためにこのクリニックを選び受診することが多い。JICAとも契約がありJICAの職員は治療や経過観察のため受診している。言葉の問題、医師とのコミュニケーションは北野氏がいるので特にトラブルはない。このクリニックはCT、MRI組織検査等はできず、他の病院あるいはシンガポールの検査施設、パークウエイグループの病院に依頼する。緊急患者の移送は症例により国外へ移送する。

 ハノイ市内で4名の一般医と2名の専門医に嘱託契約している。産婦人科については専門医はいないが、簡単な婦人科的診察、処置、子宮癌細胞診などの検査は可能である。産科的処置はできず本国へ移送する。産科施設をつくる予定はなく、理由は現地の血液銀行が不備で安全な輸血ができないためという。妊娠および分娩後のフォローは可能である。小児科健診および予防接種を行っている。成長に問題があればある程度の検査まではできる。一般健診については個人的に要望があれば、相談の上プログラムを作ることもできる。

 メンタルヘルスについては2名の心理学専門家がいる。文化の相違など、ヴィエトナムの生活はストレスが多い。特に思春期の子どもは問題児となることがある。精神科疾患による本国への緊急移送例は年に3例程度であり旅行者が多い。

 
インターナショナルホスピタル(ハノイ)

ハノイの中心部に近く、バクマイ病院の敷地内にある。かつてはバクマイ病院国際医療部と呼ばれた建物を、オーストラリアの保険会 社が投資し、2年前に改装した小病院である。ハノイに住む外国人が国際水準の医療が受けられるように、出産や手術も安心して受けられることを目指して開設された。大きさ、設備共に日本の町立病院レベルであるが、ハノイでは際立って立派に見える。管理も診療も欧米人が責任を持って運営しているので、院内は清潔で落ち着いた雰囲気がある。残念なことには診療費があまりに高く、外国人からも敬遠されベッドの利用率は15%と極端に低い。

 面談者はミッチェル院長、施設の案内を受けながら説明を受けた。手術室は1つだが麻酔医もいる。一般外科、整形外科、小児外科、脳外科がある。手術室は国際基準をクリアしている。院長によればヴィエトナム国内の他の手術室はほとんどクリアしていないという。

 また院内感染の予防には非常に注意している。回復室は2床、中央滅菌室あり、向かい側に洗浄室、隣に資材庫がある。常勤小児科医は1名、オーストラリア人とヴィエトナム人の産婦人科医が2名。帝王切開も可能である。イギリス人、オーストラリア人、ヴィエトナム人などの助産婦が数名いる。分娩室は4室あるが、一般病室の如き分娩室がある。分娩台はないがベッドが置いてあり、部屋の中にはコットや新生児保育器がある。分娩体位は選択できて、座位や水中分娩も可能であるという。

 
 分娩は24時間体制で可能。ヴィエトナムで出産する人の半数は25歳以下とのこと。分娩の半数はヴィエトナム人、半数が外国人であるという。未熟児のケアも可能。病室は全部で56床、空床が目立ちベッド利用率は15%未満という。贅沢なスイートが4室あり室料は1日600ドルと高い。テレビ・バス・トイレも完備していた。施設の維持管理は常勤の電気技師が駐在し、器械のメンテナンスは香港やシンガポールのメーカーが巡回に来て全く問題はないという。集中治療室(ICU)は2床あり、モニター類やカートもあり設備に全く問題ない。ICU専門の看護婦が4名おり、患者が入院中は交代でICUに常駐する。ICUの入院費は1日800ドルとのことで非常に高い。

日本人の受診者は週25名程度とのことであった。日本人コーディネーター2名が常勤し、邦人患者をアテンドしている。たまたま、破水した日本人の妊婦が緊急入院中であった。様子をお聞きしてみたが、妊婦健診はAEAで受けていたが、AEAに分娩施設がないのでここに来たと話していた。ご夫妻共に落ち着いて安心している様子だった。因みに翌日聞いたところ、我々が訪問した日の午後、無事3,060グラムの男児を安産されたとのことであった。

ホーチミン日本人婦人会アドバイス

 

日本人が気になる病気はありますか?

・食中毒が気になる。

・ホーチミンではマラリア、破傷風が心配。

・ホーチミン市内でデング熱に罹ってしまった。

・日本では聞いたことのない病気、日本脳炎、下痢症、アメーバ赤痢などが気になる。

・赤痢アメーバに罹ってしまったので日本から持参した薬を使用した。

・寄生虫の予防は定期的に虫下しを服んでいる。

・ホーチミンで厄介な病気に罹ったという邦人は少ないと思う。

 

診療費については?

・会社で保険に入っているので自己負担はない。

・診療費は日本より高いと感じている。

・診療費がべらぼうに高い。例えば妊娠反応と血液検査のみで150ドルかかった。

・トリップルテストで150ドルとられた。

・診療費は一旦支払い、その後会社から払い戻しされるが診療費の一部しか戻らない。

お薬はどうしていますか?

・薬については、現地の薬と日本から持参した薬の2本立てにしている。

・ホーチミンの薬局で買うことはまずない。

・薬局でウガイ薬ぐらいは買うが、ほかの薬は医師から貰ったものが殆ど。

・薬はほぼ1年分を日本から用意して持って来た。

・駆虫薬については現地製の駆虫薬が良いと思う。

 

出産をホーチミンの産院でした人はいますか、またその後の健診などは?

経産で正常分娩ならばホーチミンでも大丈夫と思う。

・分娩の際、言葉の問題はまあ大丈夫だが、入院した部屋は良いとは言えない。

・病院に給食のサービスがなく家族が外から持ち込むことになっていた。

・出産時の会陰切開、その後の縫合は上手だった。

・何時も患者が多く混み過ぎているのが問題。

・ヴィエトナムでは乳幼児の定期健診体制がない。日本で受けている。

 

ハノイ日本人婦人会、ハノイベビーズグループからのアドバイス 

 

ハノイに来て邦人が戸惑うこと

寒くてコートやヒーターが必要な時期もあるかと思うと、その1週間後には急に蒸し暑くなり、気温の変化に体調を崩す人が多い。その蒸し暑さにも驚く人が多い。着任早々、下痢する人が多い。日本人によるベビーズグループがある。ハノイは埃が多く上気道炎に罹りやすい。

心配な病気は何ですか?

  • デング熱が流行し昨年は15名の日本人が罹った。日本人学校の先生も罹った。ハノイの外に出ない家族の子供も罹った。血小板が1,000まで下がった人もいた。
  • 下痢症は定期的に繰り返し罹るので慣れてしまい、また下痢かという感じである。
  • 日本脳炎に罹った日本人はいない。予防接種は済んでいる。
  • 狂犬病は犬、猫が少ないので余り心配していない。
  • 皮膚病は痒疹が多い。汗疹、接触性皮膚炎、外陰炎、虫さされも多い

医療保険、健康保険については如何ですか?

  • AEAは治療が180日を越えた場合、保険適応とならず全額払う制度になっている。
  • ある企業は100%、他の企業は一回の診療につき20ドル自己負担と会社により様々。
  • 夫の勤務する会社(建設関係)は全額自己負担なので受診を躊躇する場合もある。
  • AEAを受診すると、1回の受診に約100ドル前後かかる。

薬はどうされていますか?

  • AEAまたはインターナショナル病院で入手する。
  • ハノイ市内の薬局では、偽薬や使用期限の切れている薬を売る場合もあり要注意。

予防接種についてどうしていますか?

  • 特に困難はない、AEAではポリオの接種も可能。
  • インターナショナル病院、大使館の医務官、ハノイファミリークリニックで受けられる。

最も注意していること、不安に思うことは何でしょうか?

  • 食べ物。
  • 使用人の健診は医務官の作成した指針でチェック、実際にはなかなか受診してくれない。
  • 交通事故。バイクに乗る邦人女性はいない、自転車に乗ることはある。
  • 医療施設、AEAは、会社の契約もあり、現在日本人の利用が最も多い。
  • インターナショナル病院は、設備は良いが看護婦の衛生観念に不安がある。
  • ヴィエトナム人医師には優秀な方も多く、医療機関の選択基準は施設ではなく医師の質である。

ハノイで手術を受けますか?

  • 救急処置はAEAで受け、手術は外国で受けたい。
  • 救急で受診する際には、まずその日の担当医師をチェックして受診する。

 

 

生活する

外国人宅を狙った訪問盗に要注意(総領事館・安全情報より)
ヴィエトナムでは比較的治安が良いといわれていますが、外国人宅を狙った訪問盗に注意してください。

被害に遭わないために

  • メイドの人選には十分注意しましょう。
  • メイドを使っている方は「事前連絡のない者は自分の判断で入室させない」ことをメイドに徹底させましょう。
  • 現金・貴金属類は金庫等安全な場所に保管しましょう。
  • 居直り強盗に対処するため、自分たちが逃ぜ込める部屋(電話付) をーつ確保しておきましょう。
  • 居直り強盗に対しては、金品を与える等して早く室外へ出し、自分の安全を確保してから警察へ通報しましょう(今回のハノイの事件では、メイドの通報によって警察が早く対応したため、犯人が日本人を人質にとり、事件が大きくなりました)。生水は飲めない。飲料用には煮沸した水かミネラルウォーター。

感染症については厚生労働省検疫所のホームページFORTHを参照してください。