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子ども用の発熱、痛み、風邪の薬

風邪薬

日本では、風邪薬は、いろいろな医薬会社から、さまざまな風邪薬が出ていて、選ぶのに困るぐらいです。アメリカも、薬局へ行くと、山のように薬が並んでいて、その種類と量に最初の頃は圧倒されてしまいます。

当サイトでは、病院や薬局へ行く前の予備知識として、アメリカで体表的な薬をご紹介します。利用に当たっては、必ず、医師、または、薬剤師に十分確認のうえ、各自の責任でご判断願います。

日米の違い

総合感冒薬よりも症状にあわせた薬が主流

日本では、風邪にかかりに薬局へ行くと、総合感冒薬を選ぶ人は多いかと思います。発熱、悪寒、筋肉の痛みから鼻水、咳、くしゃみ、のどの痛みなど、さまざまな症状を緩和するため異なる薬が混ぜ合わされています。
「どの症状にも効くと書いてあるから、効果も高いのでは?」
「これから出てくるかもしれない症状の予防になりそう」
そんな気がしてしまいます。

アメリカでは、総合感冒薬は、全部の症状が出ていない限り使わず、現在の症状にあった専用の薬を使うこと、また、最初は複数の症状が出ていたことから、総合感冒薬を使っていたけれど、途中で、いくつかの症状が消えたのであれば、残りの症状にあった薬に切り替える事が大切とされています。

風邪時に鎮痛薬?

アメリカでは、風邪のときの発熱や頭痛の症状を緩和させるために、鎮痛剤を使います。
「風邪なのに痛み止め?」
と不思議に思うかもしれませんが、頭痛だけ、あるいは、発熱だけで、くしゃみや鼻水の症状がなければ、それ専用の薬を使うのが適切です。
総合感冒薬は、症状によっては不必要な薬まで飲んでいることになります。自分の判断で利用するならば、十分に症状を見極める必要があります。

子供用の頭痛、発熱、風邪の薬

アメリカで、子どもの頭痛、発熱、風邪の薬として有名なのは、タイラノールとアドヴィルです。

タイラノール Tylenol(日本の登録商標はタイレノール。タイラノールは発音にそった名称で、英語圏在住者の間で使われている)

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タイラノールからは、子どもの頭痛などの痛みや発熱用に次の薬が出ています。

幼児用     Infants’ Tylenol
         0歳から2歳までは医師に相談すること
         2歳から3歳
         液体タイプ

小児用    Children's Tylenol   2歳から11歳向け 
         ドロップタイプと液体タイプの2種類
        (ドロップタイプには、無着色サクランボ味あり)

ジュニア用  Jr. Tylenol   6歳から12歳向け    
         ドロップタイプ

アドヴィル Advil
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アドヴィルからは、次の薬が出ています。

乳児用  Infants' Advil
小児用 痛み止め、発熱用 Children's Pain and Fever

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子供用の風邪薬 

子供用の風邪薬には、1)痛み 2)発熱 3)鼻詰まりや鼻水の症状を緩和する成分が含まれています。

子供用の風邪薬 abc順

Advil
Dimetapp
Pediacare
Robitussin
Sudafed
Triaminic
Tylenol
Vicks


タイラノール

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子供用の風邪薬として、次のような種類が出ています。

タイラノール 
乳児用 風邪薬         Tylenol - Infants’ Tylenol Cold

小児用 風邪薬 昼用      Children's Tylenol Cold Daytime
       夜用      Children's Tylenol Cold Nighttime

小児用 風邪とアレルギー用薬   Children's Tylenol Cold & Allergy

小児用 ウイルス性用の薬    Children's Tylenol Flu

小児用 風邪と咳用の薬     Children's Tylenol Cold Plus Cough
その他

アドヴィル 
 小児用 風邪薬         Children's Advil Cold

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タイラノールとアドヴィルの成分の違い

タイラノールとアドヴィルの薬の大きな違いは、主要成分にあります。

タイラノールは、熱を下げたり、痛みをやわらげる薬としてアセトアミノフェンを使用しています。
アセトアミノフェンは、副作用もほとんどなく、子どもにも安全といわれています。ですが、多量の使用は、肝臓などに悪影響を及ぼすとされています。

アセトアミノフェンについての詳しい情報は、おくすり110番

アドヴィルは、腫れや痛みをやわらげ、熱を下げる作用の薬としてイブプロフェンを使用しています。

イブプロフェンについての詳しい情報は、お薬110番

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タイラノールとアドヴィル、発熱のときは、どちらのほうが優れていますか?
about.com からの情報(要約)  回答:医師 Vincent Iannelli, MD

Q.発熱時には、タイラノールとアドヴィルと、どちらの薬のほうが良いのですか?

A.以前使ってみて、タイラノールが良かったならば、そのままタイラノールを、アドヴィルに効果があったと感じれば、今回も同じものを使えばよい。

 タイラノールは、医師が最初に選ぶ薬と言われ、アドヴィルは、効果が早く長持ちすると医師から支持されている。

 アセトアミノフェンの良い点は、座薬があるので、薬を飲むのをいやがる子どもにも使えること。

発熱は、からだが病原菌と闘うため必要としている作用であって、むやみに薬を使って熱を下げるのはよくない。薬などで熱を下げれば、子どもは楽になるかもしれないが、薬によって熱が早くひいたり良くなったりすることはない。
 もしも、熱がそれほど高くなく、子どもが機嫌よくしているのであれば、熱を下げるための薬を飲ませる必要はない。

タイラノールとアドヴィルを一緒に使用する事について

成分の異なる両社の薬を同時に、あるいは、時間をずらして使用する事の安全性については、医師の間で賛否両論があるようです。

ある報告によると、医師の半数は、体温が高くなったときには、イブプロフェンを指示するとあります。また、若い医師は、途中で薬を変更する傾向が高いとも報告されています。

いずれにせよ、必ず薬剤師に確認をする事が重要です。

参考サイト Yele New Haven children's Hospital


日本では、アセトアミノフェン

日本の薬局で買える小児用の解熱鎮痛剤や風邪薬には、アセトアミノフェンが使われています。
 例:解熱鎮痛剤: 小児用バファリン、こどもリングルサット
   風邪薬:    新小児ジキニンシロップ、
            パブロンS小児液、パブロン学童用、ルルこどもシロップ

使用量、飲む時間を必ず守る事

薬の使用にあたっては、どの製薬会社も、使用説明書に使用量や飲む間隔などを守るよう明記しています。

別の薬をすでに使っていたり、アレルギーや別の病気をしているときには、必ず、医師や薬剤師の指示をあおぐことが必要です。

その他、注意しなければならないのは、日本でも使われている製品名であっても、薬の量や成分が異なっている事があります。

以上を踏まえ、はじめての購入の時には、薬剤師に必ず相談するようにしましょう。

アメリカの薬は強い?

アメリカの薬を使った事がある方たちから、「アメリカの薬のほうが強いような気がする」という声を時々聞きます。

そこで、成分の量がどうなっているのか調べてみました。痛みと発熱をおさえる効果のあるアセトアミノフェンを主体成分とする薬として、アメリカ発売のタイラノールと、日本発売の「タイレノールFD小児用」と「小児用バファリン」、「こどもリングルサット」を取り上げてみました。

年齢と体重の関係ですが、アメリカの子どものほうが重いように思えますが、統計によると、この時期の子ども達は、日米、同じぐらいとなります。

結果は、アメリカのほうが、アセトアミノフェンの量が、2倍から3倍と、かなり多くなっています。

日本の薬のほうがずっと量が少ないのは、厚生労働省の基準によるためです。

薬の与えすぎは、命にも影響!

使い方を守れば安全といわれているアセトアミノフェンですが、制限量を越えて与え続ければ、最悪の場合、命にも関わる事になります。

他の薬と一緒に与える場合、その薬の中にアセトアミノフェンが含まれているかどうかを確認する必要があります。

子どもにアセトアミノフェンの入った薬を飲ませた後、具合が悪くなり、緊急入院し、別の薬を投与されたのですが、飲み合わせに問題があり、命をおとしてしまったという最悪のケースが日本で報告されています。

シロップタイプなど甘味のある薬を、子どもが欲しがるからとキャンディー替わりに与える事は、絶対に止めましょう。特に、赤ちゃん用のシロップは、子供用のシロップに比べ、同じ量でもアセトアニノフェンの量が多い事があります。

アセトアミノフェンを過剰にとり過ぎると、食欲がなくなったり、吐き気があったり、吐いてしまったりします。親は、これを病気のせいだと勘違いし、さらに、アセトアミノフェンを与えてしまえば、最悪の事態に陥ってしまいます。

タイラノールや、その他の解熱剤、痛み止め、風邪薬は、医師の処方箋がなくても、簡単に薬局で手に入れることができます。ですが、薬は、あくまでも薬。説明書をしっかり読んで、制限量は、必ず守りましょう。

参考サイト: Pain Pills: Watch Child Dosage

アメリカで発売されているタイラノール 服用は1日5回を限度とする。
Children's Tylenol Meltaways

WeightAgeTablets
アセトアミノフェン含有量
24ポンド以下(11kg)2歳未満医師に相談
24-35 lbs  (11-16kg)2歳から3歳2 tablets 160mg
36-47 lbs  (16-21kg)4歳から5歳3 tablets 240mg
48-59 lbs  (22-27kg)6歳から8歳4 tablets 320mg
60-71 lbs  (27-32kg)9歳から10歳5 tablets 400mg
72-95 lbs  (32-43kg)11歳6 tablets 480mg

日本で発売されているタイレノールFD小児用
服用は、1日3回を限度として、4時間以上間隔をあける。

年齢tablets アセトアミノフェン含有量
5歳〜6歳 1回2錠  100mg
7歳〜10歳 1回3錠  150mg
11歳〜14歳 1回4錠  200mg

日本で発売されている小児用バッファリンCII
服用は、1日3回を限度として、4時間以上間隔をあける。

年齢tablets アセトアミノフェン含有量
3歳以上〜7歳未満 1回3錠  99mg
7歳以上〜11歳未満 1回4錠  132mg
11歳以上〜15歳未満 1回6錠  198mg

こどもリングルサット
服用は、1日3回を限度として、4時間以上間隔をあける。

年齢tablets アセトアミノフェン含有量
5歳〜6歳 1回2錠  100mg
7歳〜10歳 1回3錠  150mg
11歳〜14歳 1回4錠  200mg