![]()
| 16) 逆子
赤ちゃんは、妊娠7ヶ月目までは、羊水の中で頭が上になったり下になったりと位置を変えていますが、妊娠後期になると位置が落ち着き始め、出産前までには、ほとんどの場合、正常な位置におさまります。アメリカのある統計では、逆子は、28週 25%、30週 17%、32週 11%、34週 5%、36週 5%、37週-40週 3.7%となっています。 逆子の原因は諸説がありますが、はっきりしたことはわかっていません。早産や出産のときに逆子のままだと、正常な位置よりもトラブル起きやすいと報告されています。このため、逆子を正常な位置に戻すことが推奨されています。 逆子を治す方法として、逆子体操、外回転術、鍼灸、カイロプラクティック、マタニティスイミングなどが有効と言われています。 大切なのは、超音波で、医師と一緒に胎盤やへその緒の位置を確認することです。もしかすると、何か胎盤やへその位置など必要があって赤ちゃんは逆子になっているかもしれません。 逆子になっているということを自分で判断できる方法を習っておく事も大切です。そうすれば、逆子が治ったときや、再び逆子に戻ってしまったときにすぐに気がつくことができます。
逆子の場合、逆子体操が勧めらることがあります。この体操の有効性については医学的にまだはっきり解明されていません。 よつんばいの姿勢は、おなかの筋肉がゆるみ、赤ちゃんが動けるスペースができます。この姿勢のまま、背中を上に持ち上げたり下げたりします。 よつんばいになり、手を顔の前で組んで、その上に頭をのせます。頭を低くして子宮の位置が胸よりも高くすることで、赤ちゃんの頭が子宮口のほうへ移動しやすくなります。この姿勢は、15分から20分ほどとります。
体験者からは、おなかが大きいのに、この姿勢だと、かなり大変との談があります。ある病院では、体操をした人としなかった人では、最終的に差がなかったとの報告があります。いずれも、おなかに張りが出てしまうと、早産などの恐れがあるため、医師や助産婦と相談することをおすすめします。
おなかの外から手で押して逆子を直す外回転術があります。出産までの期間や羊水の量、出産の回数や赤ちゃんの体重、胎盤や赤ちゃんの位置によって成功率は変わってきます。アメリカでの成功率は50%から80%ですが、1度成功してもあとで元に戻ってしまう事もあります。カナダでは、39週から40週では30-50%の成功率との報告があります。 外回転術は、早産になってしまったり胎盤が子宮の壁からはがれてしまうこともあり、緊急の帝王切開などに対応できるよう施設とスタッフの整った病院で行われます。また、安全さを優先するため、外回転術は行わないという医師もいます。
最近、鍼灸が逆子に良いというニュースが日本やアメリカで取り扱われるようになってきました。病院でも実施しているところがあるので、興味のある方は、問い合わせてみてはいかがでしょうか。 逆子は、鍼灸では、早く治療した方が治る確率が高くなります。自然に治ることもありますが、治らない事もあり、場合によっては、帝王切開になる可能性もあることから、待つよりもはやめに受診して治してしまった方が後が良いそうです。 日本では、28週〜29週で90%、29〜32週で80%、35週以降だと50〜40%の成功率と報告されています。 お灸は、マッチの先端大のもぐさですむので、熱いと言うより温かくて気持ち良く受けられます。 もしも、妊婦さん自身が逆子で生まれてきた場合は、鍼灸でも治りにくいとの話もあるので、相談してみると良いかもしれません。
カイロプラクティックで Webster Technique という方法を実施している病院があります。これは、骨盤や背骨のゆがみを手で正常な状態に整えていく方法です。これはまだ新しい分野で、実際の効能については、これからの研究が待たれます。
マタニティスイミングの体験者の中には、水中で逆立ちをすることで、逆子がなおったという人がいます。リラックスでき、身体が冷えがないよう、プールの水温はやや高めで、水深があることなど条件があるので、コーチに相談してみるとよいでしょう。 普段からかなり泳いでいる人は、逆に水には入らず別の方法を試したほうが良いと薦める専門家もいます。
東洋医学や鍼灸、自然療法では、赤ちゃんは、自分にとって居心地の良いほう、楽なほうに姿勢をとりがち。逆子になるのは、そのほうが赤ちゃんにとって居心地が良いからではないかと説明されています。たとえば、 ・ 妊婦さんのおなかが冷えていると、大切な頭はより温かいほうへ、つまり上のほうへ向いてしまう。 ・ 出産への不安から子宮付近に緊張感があると、赤ちゃんが動きづらくなる。 ・ 妊婦さんの呼吸が深いと、みぞおちに赤ちゃんの頭があれば、妊婦さんが呼吸をする度に、赤ちゃんの頭は押されて、赤ちゃんは居心地が悪くなる。でも、呼吸が浅いと平気なので、頭を動かそうとしない。 医学的データによる裏づけはないのですが、逆子をなおすためのこんな方法がアメリカのサイトで紹介されていました。 催眠療法 Hypnosis -- 妊婦さんの出産への不安や緊張を心理的に解くことで、赤ちゃんを正常位に戻そうというもの。 赤ちゃんへの語りかけ -- 以心伝心、おなかのなかの赤ちゃんに語りかけて、どうして逆子なのか聞いてみたり、頭を下にしてくれるようにお願いしてみる。 水をたくさん飲む -- 毎日、4リットルの水を飲むと羊水が増えて、赤ちゃんが回りやすくなる。(医師に羊水の量を確認しておいたほうが良さそうですね) 腰湯 -- 子宮口のあたりを温めると、赤ちゃんが頭を下に向けるようになる。腰湯は、お風呂にお湯を腰の高さまで入れ、おへそから下を温める。上半身は寒くならないようにTシャツなどを着ると良い。身体が温まってくると、じっとりと汗が出てくる。入浴剤があると、より温まりやすい。
アメリカでは、逆子の場合、帝王切開を強く勧める傾向があります。これは、産道を赤ちゃんが通って生まれてくるとき、状況によっては、呼吸に障害が起きたり、肩を骨折したり、その他、命にかかわる危険の可能性が正常分娩よりも高くなるためです。 自然分娩で産みたい場合は、以前に産道からの出産を経験している、赤ちゃんが十分に育っている、逆子の姿勢、医師側に十分な経験があるなど、条件を満たしていることが大切です。 わからないことは、質問を書き出してどんどん医師や助産婦さんに聞いてしまいましょう。
逆子出産 A breech birth ブリーチ バース 帝王切開 Cesarean delivery シィザリアン デりヴァリ 鍼灸しんきゅう) Acupuncture アーキュパンクチャ カイロプラクティック Chiropractic カイロプラクティック
goo の逆子サイト 外回転術 英語 カイロプラクティック |
