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| 19) 出産本番: 頭→肩→赤ちゃん誕生→胎盤の排出 子宮けい管が全開になり、赤ちゃんが生まれてくるまで、初産婦だと1時間半から2時間、経産婦だと1時間ぐらいかかります。 陣痛が来たり去ったりしているうちに、ふと痛みがすべてなくなってしまった! そんな瞬間が来て、あわてるかもしれません。でも心配しないでください。 子宮の中にいた赤ちゃんは、子宮に押されて入り口のほうにどんどん近づいていきます。それまで赤ちゃんがいた子宮の底は、赤ちゃんが移動したため、だぶついていて、そのままでは赤ちゃんを押し出す事が出来ません。そこで、縮んで小さくなり、再び赤ちゃんを押し出そうとします。陣痛が突然なくなるのは、子宮が次の押し出しを準備しているからです。 いきむ時は、むやみにいきむと、会陰が避けてしまうかもしれないので、助産婦さんや医師が「Push!」と言ったらいきみます。 夫は、このときは、ガンバレ、あともう少し、大丈夫と声をかけたり、手を握り締めたりして励ますと、妊婦さんも心強いでしょう。 赤ちゃんは、頭がでかかったと思ったら、1度ちょっと引っ込むを繰り返します。、そのあいだ、助産婦さんや医師は、会陰が避けないように会陰をマッサージをして薄く伸ばしていきます。このときに十分に時間をかけないと、会陰が伸びきらずに赤ちゃんが出てきてしまうので会陰が裂けやすくなります。 もしも、時間をかけても会陰が十分に伸びなかったり、早く赤ちゃんを出す必要がでてきた場合には、会陰切開が行われます。事情によっては、吸引や鉗子が使われるかもしれません。 「Push!」と言われて、いきんで頭が出たら、あとはもう少し。 次の「Push!」では、下向きだった赤ちゃんは、肩を出しやすいように横向きになり、そしてスルリと出てきます。 赤ちゃんは、呼吸がうまく出来るように、スポイトのようなもので、口の中と鼻の中に詰まっている液体を吸い取る事もあります。 医師は、赤ちゃんが男の子か女の子か、無事に生まれてきたかを確認した後、おかあさんのおなかの上に赤ちゃんをのせてくれるので、そのときは、しっかりと抱きしめましょう。
そのあと、子宮が収縮を繰り返し、胎盤が子宮の壁からはがれて、排泄されます。うまく排出されない時は、医師や助産婦が、おなかを押して出すのを促すかもしれません。 出てきた胎盤は、全部の部分がきちんと排出されたか医師が確認をします。 もしも、自分の胎盤を見ておきたかったら、ここで見せてくれるように言っても良いですよ。10ヶ月赤ちゃんに栄養と酸素を与え続けるという大役をしてきた大切な胎盤です。大きさは20cmぐらいで、レバーの塊に似ています。 赤ちゃんのへその緒は、2箇所をクリップでとめ、真ん中をはさみで切ります。お父さんは、この大役をつとめることができます。へその緒は、切られても、赤ちゃんもお母さんも痛みはありません。出血があるので、切る人はびっくりしないように。 会陰切開をしたり、切開をしなくても切れてしまった場合には、糸で縫って手当てがなされます。 この間に赤ちゃんは、からだをきれいにするため、看護婦さんに連れられて別室に行くかもしれません。お父さんは、カメラを持って付いて行って記念撮影をするチャンスです。
会陰(えいん) Perineum ペれニエム
出産の様子をビデオで説明しています。→baby center |
