堕胎用ピル モーニング アフター ピル Plan B
認可 1999 年 / 避妊率 95% / 1回3000円
エストロジェンとプロジェスティン
セックスの後、72時間以内に2回飲めば妊娠を避けることができるピルは、日本では認可されていませんが、輸入という形ですでに国内に入っています。通常のピルの数倍の成分を含み強力なため、吐き気止めを飲んでから飲みます。
・セックス後 72 時間以内に一度、その 12 時間あとにもう一度飲む。
・嘔吐を防ぐための予防薬を飲む必要があることも。
◎使用に問題がある人
・たばこを吸っている
・35歳以上
・血栓症や心臓に問題がある。
・その他の症状をもつ人
◎副作用
・吐き気
・下っ腹の痛み
・疲労感
・頭痛
・めまい
・胸のはり
緊急事後ピル、モーニングアフターと婉曲な言葉が使われていますが、実際は堕胎ともいえます。
アメリカでは、開発目的のひとつがレイプされたときのためで、この薬のおかげで一般の堕胎率(多くのティーンを含む)が減ったなどの理由で、医師の処方箋なしで薬局で買えるようにするべきだという
議員からの勧告書が、健康省に出され続けています。ですが、現在のところ、政府が認める動きはまだありません。
3) ■ ホルモン剤を使用しない新しい避妊方法
| ■ 卵管をふさぐ TUBAL STERILIZATION エシュア (ESSURE PBC) |
Sex Health News
許可 2002年 / 避妊率 99.8%。
男性の避妊手術は、精子を送る精管を閉じるパイプカットが知られていますが、女性の場合、開腹手術をすることなく、卵管をふさぐ方法が開発されています。これは産道から小さならせん状のコイルを卵管にいれる方法です。このコイルが卵管をふさぐのに役立ち、避妊率も高くなっています。
男性の手術とは違い、女性は、一度手術をしてしまうと、妊娠への道は閉ざされてしまうことから、選択に当たっては十分な検討が必要です。
・手術は、産道から卵管にコイルを挿入する。コイルは、金属とポリエステルから作られていて、長さ約4cmで直径は1〜2ミリメートル。このコイルが卵管いっぱい広がり、3ヶ月ほどかかって周囲の組織を成長させ、管を完全に閉じてしまう。
・麻酔や開腹手術が不要で、装着は35分ほどですみ、45分ほど休めば家へ帰ることができる。
・ホルモン剤の使用はない。
2004年、アメリカ政府は、現在のところ、大変に良い結果が出ていると発表しています。ですが、新技術のため、子宮外妊娠のリスクなど、長期的な副作用については、これからの研究の結果が待たれます。
◎装着にあたって
医師がコイルを両方の管の中にうまく装着できず、一度では完了しなかったケースが、7人にひとりいると報告されている。 ・コイルを所定の場所より奥に装着してしまった。
・ コイルを所定の場所より浅く装着してしまった。
・ コイルが、ふたつの卵管、またはひとつの壁、あるいは子宮を突き破ってしまった。
・装着後、コイルが卵管から移動してしまった。
◎こんな人向き
・妊娠の予定は今後まったくない
・ピルの飲み忘れがある
・ホルモン剤が気になる
・相手がコンドームに非積極的
・心臓などに問題があり他の避妊法が使えない
◎副作用
・生理痛
・おりものが増える
・長期的なデータがないため、まだよくわかっていない
Info For Healthで装着説明がイラストで見られる
CNN 装着についての詳しい説明がある
4) ■ 従来の避妊法
| ■ 銅イオン利用の子宮内避妊具 IUD ParaGard |
1984 年 避妊率 / 98 〜 99 %
避妊リングとして有名な子宮内避妊具は、銅イオンを利用した縦3cmぐらいのT字型のものが20年程前から使用され、日本でも使われています。一度装着すれば、製品によっては10年間効果があります。
・3.5cm×2cmぐらいのT字型の子宮内避妊具。 銅イオンの作用で避妊。
・10年の使用が可能。装着には診察が必要。
・ホルモンを使用していないので、はずしたあとすぐの妊娠が可能。
◎こんな人向き
・ピルの飲み忘れがある
・ホルモン剤は避けたい
・相手がコンドームに非積極的
◎副作用、危険性
・万が一妊娠すると異常出産、死産の確立が高い。
・取り出し困難で開腹手術をせざるを得なかったり、盲腸のように腫れてしまい手術で取り出したというケースが日本であります。
| ■ ホルモン入り子宮内避妊具 ミレナ Mirena |
2001年 /1回 45万円 99.9 %
プルジェスティンのみ
2002年に販売可能となった子宮内避妊具は、避妊に役立つホルモンが縦3cmぐらいのT字型の避妊具から徐々にしみでるタイプ。5年間の効果があり、避妊率も従来型に比べ高くなっています。これはまだ日本では認可されていません。
・小さなT字型の子宮内避妊具。
・プロジェスティン入り。
・一度入れたら5年間は効果あり。
・毎日 levonorgestrel 20 mcg が放出される。
・装着には診察が必要。
・挿入当日に痛み止めを使うことも。医師による装着は数分で完了。
こんな人向け
・ピルの飲み忘れがある
・ホルモン剤は気にならない
・相手がコンドームに非積極的
◎使用に問題がある人
・たばこを吸っている
・35歳以上 ・血栓症や心臓に問題がある。
・その他の症状をもつ人
◎副作用
頭痛 気持ちのむらがある うつ、落ち込む 吐き気 体重の増加 髪の毛が抜ける 背中の痛み 胸のはり 身体の表面の痛み 気持ちが高ぶりやすい 皮膚の異常 生理時の出血に変化がある 下っ腹の痛み 子宮の病気 呼吸器上部の疾患 おりもの 性器の違和感 性欲の減退

■ ピル
ピルは、ふたつのタイプがあります。ひとつは、ふたつのホルモンを含む複合タイプてPOPとも呼ばれています。もうひとつは、ひとつのホルモンしか含まないミニピルです。 ふたつのホルモンとは、エストロジェンとプロジェスティンをいいます。ふたつとも人工的なホルモンです。
ピルは、商品ごとに成分が異なります。またピルの服用により、プラス作用がある人と、マイナス作用のひどい人がいます。 プラス作用は、子宮、卵巣がんが減る、生理の周期が規則正しくなる、生理痛が軽減する、出血量が減る、体重が減る。
マイナス作用は、血圧が高くなる、体重が増える、ひどい頭痛、血栓症、異常出血、視覚障害、言語障害、気分がひどく落ち込む、怒りっぽくなる、性格が陰鬱になる、ピルをやめたらセックスの意欲がなくなった等。
医師や保健婦は、説明や検査をきちんとせず、安易にピルを勧めすぎという声もあります。アメリカでは、多くの女性が利用していると報告されていますが、始める人も多ければ止める人も多く、50%の人がピルを止めてしまったという報告もあります。
プロジェスティンのみ
通常、ピルは、エストロジェンとプロジェスティンという2種類のホルモンが配合されています。ですが、ミニピルには、プロジェスティンだけが含まれていて、エストロジェンは入っていないのが特徴です。
避妊率 87-99.7% 月約 2000円〜4500円
・毎日 1錠、決められた時間に飲む。
・25時間しか作用しないので、1時間飲み忘れると効果が下がる。
・排卵を制御するのではなく、精子が入りづらくなるよう子宮と膣の間の管に栓をする分泌物がたくさん出るように作用するため、通常ピルより避妊の失敗は高い。
・アメリカでは不人気。
◎こんな人向き
・時間を守って服用できる人
・授乳中の人
・血栓症になったことがある
・高血圧 ・万が一妊娠しても大丈夫
・たばこを吸っている
・糖尿病
◎使用に問題がある人
・成長期の人は、カルシウムが不足する危険がある
・ガンまたはその可能性がある
◎副作用
・不正出血 子宮外妊娠のリスク 生理不順 頭痛 吐き気 卵巣の病気 肌の異常 食欲の変化 体重の増加 気分が落ち込む、不安感 うつ 下っ腹の痛み めまい 性欲の減退 にきび 胸のはり 髪の毛が抜けたり、変な場所に髪がはえてくる 性器の異常感 おりもの 骨粗しょう症 胆嚢の障害

月約 2000円〜4500円 97%
エストロジェンとプロジェスティン
・毎日1錠 21日間飲み続け、そのあと7日間ホルモンの入っていない偽薬を7日間飲む。
・偽薬を飲んでいる間に生理が来る。
・副作用はプラスとマイナス、両方報告されている。
◎こんな人向き
・毎日、必ず服用できる人
・授乳中の人
・ホルモン剤が気にならない
・相手がコンドームに非積極的
◎使用に問題がある人
・たばこを一日15本以上吸っている
・35歳以上
・血栓症や心臓に問題がある。
・不正出血がある
・ガンあるいはその疑いがある
・妊娠している可能性がある
・肝臓に障害がある
・偏頭痛 ・胆嚢
・気持ちが高揚しやすい
・てんかん
避妊率60 〜86%

コンドームは、入手しやすく、安価で、AIDSや性病などの感染を防ぐのに役立ちます。
こんな人向け
・ピルの飲み忘れがある
・ホルモン剤は避けたい ・婦人科に行くのに抵抗がある。
・相手が協力してくれる。
・万が一妊娠しても大丈夫。
◎問題点
・使用中にやぶれたり、はずれてしまったりするため、避妊率が60〜86%にとどまる。
・白人が相手の場合、装着に非協力的なことも。
・AIDSや性病防止として、他の避妊法との併用が推奨されている。
避妊率75〜81%
粘液法、 オギノ式、 基礎体温法など 
こんな人向け
・生理の周期が規則的
・からだに異質物を入れたくない
・ピルの飲み忘れがある
・ホルモン剤は避けたい ・婦人科に行くのに抵抗がある。
・相手が協力してくれる。
・自然な避妊をしたい
・万が一妊娠しても大丈夫。
・授乳している

ビリングス メソッド http://www.woomb.org/
参考サイト:
http://www.aafp.org/afp/20040215/853.html
|