夏の訪れを告げるハエ?
ここシドニーでは最高気温が二十五度を超えるようになると、たくさんのハエがどこからともなく現れ始めます。そのうるささとしつこさと言ったらたまりません。同じハエが一キロ近く付きまとって離れなかった、なんていう話題がでるほどです。
我が家の三歳になったばかりの息子は、ハエが体のどこかにたかる度に「ハエ〜! ハエ〜!」という金切り声を上げて大騒ぎを始めます。オーストラリア特有の強烈な日差し、重たいベビーカー、まとわりつくハエ。この時期の外出はイライラ度数がうなぎのぼりです。
…実は、うちの息子はいまだにベビーカーなしでお出掛けができないのです。オーストラリア人の子どもはうちの子と同じくらいでもまだベビーカーに乗っていたりしますが、アジア人の子どもたちは息子よりずっと小さくても歩いています。ちょっと、いえ、かなり恥ずかしい…。
イライラしながら、いつものように「ハエだって生きているんだから、しかたないでしょ。パタパタして追い払いなさい!」と答えたあとで、ふと思い出したのです。前回日本を出国する前にきっと役立つだろうと「ベビーカー用のカヤ」を購入していたことを。なんたる不覚!これで、一挙に問題解決です。
カヤの効果は絶大。すっかり息子の金切り声に悩まされることはなくなりました。そして私のイライラ指数もぐんと抑えられて、みんなハッピー。ぜひ、日本を発つ前には「ベビーカー用のカヤ」を忘れずに!
公園内のプレイグラウンド
この春、近くの公園内の子ども用遊び場にテントがはられました。今年の夏は遊具がギラギラ照りつける太陽のせいで火傷しそうなほど熱くなることはなさそうです。紫外線対策にもなりそうです。
ショッピングセンター内の「子供の国」
大きなショッピングセンター内には必ずと言っていいほど、子どものための遊び場が用意されています。さまざまな作り付けの遊具が備えられていてとても充実しています。ショッピングセンター内なので夏は涼しく冬は暖かく、おまけにショッピングの合間に立ち寄れるので大変便利です。ですが、いつでも混んでいて、土日ともなると子どもたちが押し合いへし合い、イモ洗いのような騒ぎになってしまうのが難点です。
たいてい遊び場に隣接してコーヒーショップやフードコートがあります。親たちはゆったりとカプチーノを飲みながら、子どもたちが遊んでいる様子を眺めています。子供たちはたまに親のもとへ駆け寄ってはジュースやお菓子をほおばって、また遊び場に戻っていきます。
のんびりしているようですが、こちらの保護者はきちんと自分の子どもたちの様子を観察しています。そして、必要があればすぐに飛んでいきます。たいていは場所や遊具の取り合いなのですが、そんな時、こちらの親たちは「シェア」するよう厳しく言い聞かせます。すぐに言うことをきかないと、「仲良く分け合って遊べないなら、いますぐ帰りましょう」となります。
子供たちは遊び場でたくさんのことを学びます。その中で一番大切なことはシェアすること、友だち同士仲良く分け合って遊ぶことです。いろんな肌の色をした子供たちが仲良く遊ぶ光景が世界の未来の姿であって欲しい…なんて思う今日この頃です。
サンタさんと一緒に記念写真を撮ろう!
12月になった途端、街もショッピングセンターもクリスマス一色に染まります。ショーウインドウーにはクリスマスの飾りつけとセールの文字が躍り、街角には巨大なツリーがキラキラ輝きだします。ショッピングセンターもデパートも、人、人、人であふれかえっています。大人も子供もソワソワ、財布のひもはゆるみっぱなしです。
そんなショッピングセンターの通路やデパートのおもちゃ売り場の一角に、「サンタさんと一緒に写真を撮るコーナー」が特設されます。これが思いのほか大好評で、クリスマスが近くなるにつれ、家族連れの行列がどんどん長くなっていきます。みんな辛抱強く並んでいます。
セットと見ると、赤いコスチュームを着たイメージどおりのサンタさんが立派なイスに腰掛けています。子どもたちはサンタさんに抱っこしてもらったり、横に座ったり。両親の見守る中、一番いい笑顔でパチリ。みんな幸せそうです。十二月にオーストラリアにいらっしゃるなら、日本のおじいちゃんおばあちゃんに送ってあげたらいかがでしょうか? きっと素敵なクリスマス・プレゼントになるでしょう。
ちなみに我家のそばのショッピングセンターでの料金を紹介すると、一番安いセットで20ドルちょっと、一番高いA
lotというセットが140ドルでした。