世界各国で子育て中のママが発信しているホームページを紹介して行きます。目指すは世界一周!第三弾は中国から・・・。

    
 
 

みかりんさん

1971年生まれ。
1999年に日本の会社員時代に同僚だった中国人の夫と結婚。
2000年秋に夫は転職のため中国広東省は深センへ。
2001年春当時2ヶ月半の息子を連れて深センへ。
以来4年半ずっと深セン在住です。

「家族帯同なんてとんでもない」と言われていた深センで子供を連れて生活していますということをアピールしたくてホームページのタイトルを「子連れ深セン」にしました。

ホームページ: 子連れ深セン
 

 

 

「子連れ深セン」より

<痰を吐く美女>

 深センに限ったことではないかもしれない。至る所で目にする光景であり、聞こえてくる音である。それは、「ガーッぺっ!」。スーツを着た綺麗なお姉さんも、保安のお兄さんも、大学の先生なんか学内の喫茶店でしてしまうし、人民医院の美しい医生だってゴミ箱にしてしまう。私が勤める会社の周囲では罰金50元なんて書いてあるのでさすがにする人はいないと思いきや、運転手さんはよく会社の敷地内でしている。

  今日は非常にショックな光景を見てしまった。同じ職場のかわいい文員さんのあきちゃん(仮名)。朝挨拶をすると、はにかみながら笑顔で応えてくれる。私宛の電話を取り次ぐ時には「イ尓的電話」と笑顔で言ってくれる。彼女が今流行の負離子(マイナスイオン)のストレートパーマをかけて来た時は綺麗で見とれてしまった。(同僚には怪しいと言われた。絶対○ズだと思われた。)

人口3万人ののどかな農村に過ぎなかった深センは、ケ小平の指示により1980年特別経済区に指定され、一変して急激な経済躍進を遂げ、今では人口1200万人の都市に発展しました。

 

 

  以来、変に意識してしまうようになってしまった(もっと怪しい)。昨日あたりから彼女が風邪気味なのはわかっていた。辛そうだったので、のど飴でもあげようかと思っていた矢先の今日、「ガーッぺっ!」が聞こえてきた。と思ったら、あきちゃんがゴミ箱にしていた ...同僚も以前同じ光景を目にして、かなりショックだったらしい。彼女だけにはそんなことして欲しくなかった。ティッシュだってのど飴だってあるのだから、差し出せば良かった。でも、未だに中国語を話すと緊張する私は、彼女にはとても話し掛けることさえできない。

  ここまでも「ガーッぺっ!」をする人が多いのは、空気が汚いせいなのか。会社のトイレからもよく聞こえてくる。。。最近では、王子がそんな大人の真似をするので非常に困っている。

 

★深センで一番カルチャーショックだった出来事は何ですか?

やはり、痰を吐く美女です(上記エッセイ参照)。その他にもトイレがあるのにお店の中やトイレの個室の外におしっこをさせる母親。買ってきたものについて全て「多少銭?(いくら?)」と聞いてくる阿姨さん。初対面でマンションが賃貸か購入したものか、またお給料を聞かれること等があります。

★深センで子育てをしていて感じること。

子供がのびのびと素直に純粋に育ってくれることが有難いです。また日本と違い自分の意思をはっきり通さないと損をする部分が多い国なので、親の私に似ずに、意思表示をはっきりとでき、大きな声ではきはきと話す子に育ってくれて嬉しく思います。普段は公共の乗り物で横入りされたり嫌な思いをすることも多々ありますが、老人、子連れ、妊婦だと逆にすぐに席を譲ってくれる等 、弱者に対して優しい一面もあります。中国は一人っ子政策のため、子供は「小皇帝」と言われるくらい甘やかされて育つと聞きましたが、私の周囲には逆に一人っ子の家が少なく、不思議な気がしています。

上記のケ小平の看板の裏にあるのがライチ公園です。写真の竹林はライチ公園の中にあります。


★深センの魅力は?

中国の他の都市に比べ物価は高いですが、香港やマカオに簡単に出入りできるので大陸での生活に行き詰ったら、すぐにリフレッシュできます。また、出稼ぎの街のため治安は良いとは言えませんが、若くエネルギッシュな街なので日本にはない活気があると思います。
 


★中国というと一人っ子政策で男女の人口比率は男性の方が多いという印象がありましたが、深センは女性の方がかなり多いようで驚いたのですが、その原因について教えていただけますか?

女性600万人に対し、男性100万人と極端な説もあるようですが、実際の男女比率は特区内109.74:100(女性:男性)、特区外90.62:100。この比率の逆転は、特区外に工場が集中し、生産現場には圧倒的に女性工員が多いためのようです。中国全土の男女比率は108:100と言われています。
 


★お子さんの日本語保持のために何かトライしていることがありますか?

元々生まれてから2ヶ月半しか日本にいなかったので、保持というよりも身に着けさせる努力を一緒にしているところです。日本の友人から頂いた日本語の絵本をできるだけ毎日読み聞かせるようにしています。


中でも息子が特にお気に入りの「トーマスとたのしいなかまたち」は一ヶ月もしないうちに暗唱できるようになり、それと並行して日本語が上達したように思います。また、子供用の日本語サイトやDVDからも日本語を覚えさせるようにしています。

★将来シンセンに住む方へのアドバイスがあったらお願いします。

常に「住めば都」と自分に言い聞かせてきましたが、今では本当に都になりつつあります。「家族帯同なんてとんでもない」と言われていた時代から「是非家族帯同で」と言われるようになりつつある場所だと思います。日本の食材もジャスコ(深センに3店舗あり)や香港に足を伸ばせば手に入りやすいので生活もしやすい思います。また日本語の通じる病院や歯医者さんも開業し、益々便利になっています。
日本人子弟も増えつつあり、今は補習校ですが近い将来は日本人学校ができそうな気配です。

深セン最大のショッピングモール萬象城の写真。(後ろに移る緑色の高層ビルは深センで一番高いビルの地王大厦です。)



 


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