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渡航準備

家具 家電 OA機器 日用品 荷物を送る

(参照)各国共通「渡航前の準備」

食料品

日本食の食材は、パリ市内なら購入可能。ただし、値段は2〜3倍。

衣料品

現地の衣料品は、デザインは素敵だが、日本人の体型に合わないものが多いので、日本からある程度持っていったほうが無難。子ども用品も、以外と高価で、綿製品が少ない。下着類も綿製品がなく、体型が違うことから、日本からそろえて持っていったほうがよい。

ただし、コートなどは、フランスは冬の寒さが厳しいので、現地で調達するとよい。靴も日本人の足に合うものが少ないのでもっていく。水着、冬用の厚手のタイツも持っていくと便利。

 

フランスに着いてから

在留届

外国に3カ月以上滞在する場合、在留届を提出する事が義務づけられています。 義務教育年齢子どもへの教科書配布は、在留届が提出されていなければ受けることが出来ません。パスポートの更新の際、在留届を提出している方は、パスポートの有効期限が切れる前に更新する場合には戸籍抄本の提出が原則として免除されるなどの利点があります。

在留届用紙は領事館でもらえますが、郵送(送料請求者負担)もしています。また、日本外務省のホームページからプリントアウトすることもできます。堤出は直接領事館に提出するか、郵送又はFAXでも受けつけています。

滞在許可証

フランスに3ヶ月以上滞在する場合は、フランス入国2ヶ月以内に地元の警察(Prefecture de police)で申請します。滞在許可証には臨時滞在許可証(3カ月、6カ月、最大1年)と正規滞在許可証(10年)の2種類があります。正規滞在許可証保持者は就労が許可されています。臨時滞在許可証の場合は、種類によっては就労可能です。

駐在員の場合、家族も一緒に申請するといいでしょう。3年間は1年おきに申請しなければなりませんが、4年目に正規滞在許可証が発給されます。

ソーシャルセキュリティ

滞在許可証を取得すると外国人であってもフランス人とほぼ同様の社会保障制度の恩恵を受けられます。社会保険、住宅手当、育児休暇手当、出産育児手当などさまざまな保障が受けられます。

銀行

フランスでは、現金はもたず、買い物や、さまざまな支払いは、カードや小切手での支払いが一般的です。ショッピングのほか、地下鉄の切符や公衆電話の利用時に共通で使えるカードもあります。小切手とカード用の口座は不可欠です。口座開設には、滞在許可書と住居証明書が必要。日本のように通帳はなく、そのかわりに毎月、預金明細書が送られてきます。

交通

パリ市内なら、バスや電車があるので、移動には不自由しません。パリ以外では、交通の便が悪く車があった方が便利です。

運転免許証

フランスの免許証

フランスの免許証は終身免許で、ヨーロッパ内で全ての国で有効です。申請は地域の県庁で行います。

  1. 日本の運転免許証(有効期限内)
  2. 日本の運転免許証の法定翻訳
  3. 滞在許可証
  4. 居住証明書(過去3カ月以内の電気・ガス、電話料金の領収書)
  5. 証明写真 2枚

日本と同様に、自動車教習所に通い、一定時間以上(大体30時間)の講習を受けた後、地元警察(Prefecture de police)の実地試験を受けなければなりません。

PREFECTURE DE POLICE

自動車保険

第三者に対する損害賠償のための損害保険加入が義務づけられています。全ての損害をカバーしてくれる全損害保険に加入しておけば安心です。加入後に送られてくる保険証書と自動車登録書は常に携帯しましょう。

自動車購入

各メーカーのディーラーで購入しますガ、フランスの場合、表示されている値段は車本体の値段で、CDプレーヤー、エアコンその他各種アクセサリーの値段は含まれていないので注意が必要です。

住まい

家族連れは、治安の良さ、幼稚園や学校への距離、スクールバスが近くにとまるか、スーパーとの距離などを考えて選びます。日系の不動産業者があれば、そこに依頼すると無難。通常、敷金として家賃2ヶ月分と、次の月の分を前払いにする。手数料は契約した家賃の年間の10-15%です。

 

教育

教育システム

幼稚園は2歳から登録可能です3歳からの入園が一般的です。日本の幼稚園と同様、年少、年中、年長と3年教育です。公立幼稚園もあります。ほとんどの幼稚園は、週休3日で、水、土日が休みとなります。

注意すべき点は、幼稚園に入園する前年の12月31日までに登録を済ませることです。

必要書類

  • 家族証明書(戸籍謄本の翻訳)
  • 母子手帳(予防注射の有無を確認されます)
  • 健康診断書
  • 居住証明書

義務教育は6歳から16歳まで。公立学校と私立学校があります。日本人学校はパリに1校。現地の学校でも、日本語のクラスを開設しているところがあります。

小学校は5年制。入学は9月で、その年1月1日から12月31日までに6歳の誕生日を迎えた子どもが入学する。だが、希望があれば5歳から7歳の間に入れば良い。子どもが授業料は公立の場合は無料で教科書とノートも無料配布。落第や飛び級があります。

中学校(コレージュ)は4年制。最初の2年間は、共通科目を習い、後半の2年は、進学コースか、職業訓練コースにわかれます。成績の良くないものは、職業訓練コースをすすめられる。4年生のときに、中学卒業試験があり、試験の結果と、これまでの成績から、短期の職業コース、長期の職業コース、進学コースに分かれます。

高校(リセ)は3年制。2年生の16歳のときに義務教育が終了します。高校を終了し、進学するものは約60%。

入学手続き

入学する学校や手続は各地区の区/市役所で調べます。

《入学の際の必要書類》

家族証明書(戸籍謄本の翻訳)、住居を証明するもの(家屋の賃貸契約書など)、母子手帳(翻訳付)、健康診断書、幼稚園や学校へ通う子どもは、学童保険 assurance scolaire に加入しなければなりません。通園、通学、学校内での事故に対し保証されます。

日本人学校

日仏文化学院(パリ日本人学校)
7, rue Jean-pirre Timbaud 78180 Montigny le Bretonneaux
Tel: 01-30-45-34-34

《日本語補習校》

日本語補習校では、子どもたちの日本語の理解、日本語による学習の補習、日本の風俗習慣の紹介を目的に週末にクラスが開かれます。 「海外子女教育振興団」( http://www.joes.or.jp/ )で一覧できます。。また、ここでは教科書の無償配布、通信教育を文部科学省の補助の元実施している。 
 

東京
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-21-17
虎ノ門NNビル6階
TEL 03(3580)2521[代表]
FAX 03(3503)7238

関西分室
〒530-0001
大阪府大阪市北梅田1-3-1-200
大阪駅前第一ビル2階
TEL 06(6344)4318
FAX 06(6344)4328

土曜日または日曜日に開かれており、国語、算数などの主用科目を勉強します。現地校に通う子どもにとっては、日本語で自由に友達と話せる場として、心のオアシスになる場合もありますが、現地校の宿題と補習校の宿題とで精神的なストレスになる場合もあります。どこかで子どもの息抜きの場を作ってあげることが大切です。

保険と医療

保健制度

《引越して落ち着いたらすぐすること》

一般医(Medecin Generaliste)か 小児科(Pediatre)のホームドクターを決めます。子どもを託児所に預けたり、学校の体育の授業やスポーツクラブの入会時に、ドクターの書いた健康診断書が必要になります。

《日本との違い》

・完全予約制

日本では、初診は予約が不要なことが多いですが、フランスでは予約が必要です。子どもに熱があったり、ケガをしても優先されることがないので、緊急時は、救急病院に行きます。

・医薬分業制が徹底している

 町の開業医では、問診と症状に合った指示を出すだけにとどまります。 薬は、医師の書いてくれた処方箋をもって薬局へ買いに行きます。 注射も処方箋をもって薬局へ買いに行き、そのあと、小児科か保健所で打ってもらいます。 手術は、医師の指定する病院で受けることになります。

・保険の払い戻し制度

 基本的には自己負担ですが、社会保険SS(securite sociale)などに入ってていれば、規定の手続きをふめば、医療費を払い戻してもらうことができます。払い戻し率は6〜8割、出産のための入院(6ヶ月以降)は全額。子どものめがねや歯の矯正も、払戻しの対象になります。

家族手当 AF(Allocation Familiale)
  社会保険加入者は、子どもが2人以上いると、収入に関係なく子どもの年齢に応じて支給されます。申請は、地元の家族手当公庫まで。


必要申請書類 

  • 滞在許可証
  • 子どもの戸籍抄本(翻訳付)または出生証明書 acte de naissance)
  • 住居証明書など

月額家族手当 2001年12月現在
684FF / 月 子ども2人
1559FF / 月 子ども3人

出産

《妊娠の確認》

 妊娠検査薬「G Test」または「Test de Grossesse」は薬局で入手できます。

《産婦人科へ》

@ 妊娠の可能性があったら、日本のように総合病院へ行くのではなく、まず近くの産婦人科Gynecologieへ行きます。要予約。 

Aそのあと、妊娠証明書をもって、血液検査を臨床検査所    Laboで、エコグラフィーを放射線検査所で受けます。

B 臨床検査所で印をもらったら、社会保険加入者は、次の書類をそろえて、最寄の医療保険事務所(securite sociale, caisse d'asurance maladie)の事務所へ直接行って手続きをします。(他にもパスポートや家族証明などが必要になることもあるので確認をします。)

  • 医師の診断証明書
  • 住所を証明するもの(家賃、電気、電話など、住所が記されている領収書)
  • 給料明細書(SSに加入した時期が確認されるもの)
  • 滞在許可書のコピー

C 次にBを管轄の家族手当事務所 Casse d'allocations familiales(CAF)へ送付し、家族手当AFの受給登録をします。(他にも銀行口座証明書や家族証明などが必要になることもあるので確認すること。)

  • 医師の診断証明書
  • 住所を証明するもの(家賃、電気、電話など、住所が記されている領収書)
  • 滞在許可書のコピー

 これらの手続きが終了すると、出産手帳が交付されます。手続きは、妊娠14週目までに行わないと、医療補助が受けられなくなるので要注意。

《検診》 

検診は、3、6、8ヶ月目に受けておくと、妊娠4ヶ月から生後3ヶ月まで出産育児手当APJEを受け取ることができます。そのあとは、、規定収入限度を超えない場合は、出産前後の決められた検診(8日目、12ヶ月、24ヶ月)を受け、CAFに必要な書類を送ると、3歳まで受給ができます。

規定収入限度を超えていても、子どもが2人以上いれば、家族手当AF (Allocations familiales)に申請することができます。

《出産前》

医師から入院時の用品を書いたリストが渡されるので、早めに準備しておく。出産は産科になる。出産前に、男のこの名前と女の子の名前を準備しておきましょう。入院は完全看護制。母親のベッドのとなりに赤ちゃんのベッドが置かれる。入院は普通分娩であれば3日間、帝王切開だと10日間ほど。出産費用は社会保険に入っていれば100%カバーされます。

《出産後の手続き》

出生後3日以内に、法的翻訳をした戸籍謄本、病院発行の出生証明書、出産手帳(なくても可)をそろえ、出産した病院の地区の区役所で出生登録の手続きを行います。このときに、今後の子どもの成長や予防接種などの記録を記する健康手帳が支給される。
 出産手帳の出生届用紙に認可印を押してもらい、社会保障SSと家族手当AFへ郵送します。区役所では、手続きの際、日本大使館に提出するための出生登録原本の写しを2枚作成してもらいます。


《日本への出生届け 》
出世後3ヶ月以内に日本領事館に届け出をしないと、日本国籍を喪失する。

必要書類

  • 出生届 2通
  • 出生登録証明書 2通
  • 戸籍謄本

《届出方法》

領事館の窓口に届け出るか本籍地の市区町村役場に郵送。

《届出用紙の請求》

返信用封筒(切手貼付)同封の上、領事館に請求する。


《日本のパスポート申請 》
 日本総領事館に直接出向むく。受け取る時は子どもを必ず連れていく。

《フランス国籍》

1993年の新国籍法により、フランスで生まれても、両親が外国籍の場合、フランス国籍をとるには以下の条件を満たさなければなりません。(2001年現在)

@16歳から21歳までの5年間に、国籍取得の申請手続きをした者

A申請時からさかのぼって5年間の間、フランスに滞在した者

予防接種

義務付けられているものは、BCGと4種混合か5種混合のいずれか

・DTCP 4種混合 ジフテリアdiphterie 破傷風 tetanos  百日咳 coqueluche 小児麻痺 poliomyelite PENT-ACOQ 5種混合  4種混合に 脳膜炎meningite a heomophilies を加えたもの

在仏日本大使館医務室  

子どもの健康

《出産手帳と健康手帳》

日本では、妊娠時期から出産、乳幼時期の証明や記録を残すために母子手帳がありますが、フランスでは、妊娠後から出産までは出産手帳、生後からは健康手帳と、別々に2冊が交付されます。生後、フランスへ渡仏した場合は、小児科や居住区の役所mairieの学務課 bureau des ecoles で健康手帳を交付してもらえます。そのとき日本の母子手帳を持参します。

《検診と予防接種》
社会保障SSに加入していると、母子保護施設 Protection Maternelle et Infanterie (PMI)で、6歳まで無料で検診や予防接種が受けられます。 無料診療所 Dispensaire は、日本の保健所にあたり、診察や手術を無料、または、低料金でしてくれます。 

《しらみ》

子どもが異常に頭をボリボリかくようなら、シラミがついている可能性が高い。耳の周り、襟首の地肌近くに、植物の胞子のような白いものがあれば、まず間違いありません。学校や保育園、幼稚園などからしらみをもらってくることはよくあり、日常的なのであわてないこと。保育園や学校に連絡し、薬局でしらみの駆除の薬をもらいます。

生活を楽しむ

学ぶ

《フランス語学習》

 パリ市内なら、フランス語を学べる学校や家庭教師はいくらでもある。

習い事

公営スクールでさまざまなクラスが開かれ、月謝も安い。問い合わせ先は、役所か直接、教室へ。日本人会などでも日本語で講座が受けられる。
日本人会

Espace Japon  イベント、フランス語講座、図書館の案内
MOA

スポーツ好きな人は、スポーツジムやテニス倶楽部などのメンバーになるのもいい。子持ちの場合は、保育室がある所なら息抜きにもなるし、スポーツを通して友達を見つけることができるかもしれない。

ショッピング

野菜や、魚、肉、パン、乳製品などは、日本と同じように買える。日本の食材は、中華街で購入できる。ただし、高い。パリには日本のデパートもあるが、品数が少ない。 

リフレッシュ

子育ては大変。ましてや慣れない土地、親しい知人といない土地で子育てしていると、子どもとだけの生活にイライラしてきたりするものです。 そんな時は、無理をせず思いきって保育園に子どもを週に何回か、短時間でも預けたり、夜は、ベビーシッタに子どもを預けて、夫婦で外食をしたり音楽鑑賞や映画を見に行ってはいかがでしょう。フランスは大人の国。母親1人で子育てをするという考え方はなく、子どもを人に預け、夫婦の生活を優先させてることに理解があります。 

自分だけの時間を持つことによって、心にちょっと余裕ができるはずです。そして、リフレッシュした気持ちで、また子どもに向き合ってはいかがでしょう。

たまに日本の家族や、友達に電話をかけたり、メールを送るのも気分転換になります。辛くなったら、がまんしないで、里帰りしてしまうのもひとつの方法です。海外生活に合う人もいれば、そうでない人もいるのですから。

生活の注意点

最近、日本人を狙った、すり、強盗、置き引きが増えており、在仏日本大使館は、以下のよう被害に合わないよう注意を呼びかけています。 

海外安全相談センター

ストラスブール治安状況

マルセイユ治安状況

ベビーシッターは、知っている人の紹介で捜すのが一番確かでしょう。

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