「伸びゆく芽をよりよく育むために」
なかよし会日本支部代表
(なかよし会創設メンバー)
臨床心理士 小田原 恵
海外での子育て…それは、日本種の苗木を慣れない異国の土壊に根づかせることに似ているかもしれません。
ご両親にとって、かけがえのないお子さんの成長をどのような視点で見守っていけばよいのでしょうか。ご一緒に考えてみましょう。
1. 発達検査の意義その視点の一つとして、発達検査について、すぐ前のペ一ジでご紹介してみました。お子さんの成長を大切な節目節目で客観的に見つめ直すまたとない機会といえます。発達検査の目的は、間達っても、お子さんを決めつけたり、優劣をつけることではありません。「ほんの15分程度の短時間で、初対面の先生になにがわかるのか」という声も少なくありませんが、子供の精神発達を診る目をもち、お母さんにわかるように伝え、ご相談にのる訓練をきちんと受けているこころの専門家になら、短時間でお子さんの特徴がつかめますし、必ず保健婦さんの問診表という資料を見た上で、必ず、保護者の方にお子さんの日常の様子をお聞きしてから検査するシステムとなっていまず。
原理は身体疾患の診断と同じこと。正確な診断があってこそ症状にみあった治療ができる。
つまり早期発見、早期治療が肝心ということですね。発達検査によってことばの遅れを主症状とする精神発達遅滞、がさがさと落ち着きがなく、集中が続かなかったり、衡動のコントロールが苦手な学習障害、ADHD(注意欠陥障害)や、視線があわず、対人関係がとりにくく、多動でおなじことを何度も繰り返し、独り言の多い、自閉症や、情緒の障害などが発見可能というわけです。
2. 新芽を育む鍵問題を早くに発見してスムーズに療育(治療、訓練、保育)にのせることができたなら、お子さんの潜在力を最大限に引き出してあげることができるのです。
もちろん、ノーマルな範囲内での発達の個人差は問題視されるべきものではありませんが、どの程度までを個人差と考えるのか、ご両親だけで判断することは、難しい場合が多いですので、発達健診の機会を活用して、専門家の意見も参考になさってはいかがでしょうか。
とかく親―私自身も含めて―というものは、我が子に身体的な障害がなければ、目に見えない発達(ことばの遅れを主症状とする精神発達遅滞や情緒面の発達)は、気にとめない傾向にあるようですね。
たとえ「うちの子、ちょっと遅れてるのかな? 他の子と変わってるな…」とうすうす気がついている場合でも、「うちの子に限って…」と打ち消したくなりがちです。
いくら最も見近にいて子供のことを一番知っているお母さんでも、いえ、むしろそんなお母さんだからこそ見えないこともあるのではないでしょうか?
発達検査や相談治療の仕事について20年というこの間に、お子さんにとっては療育が必要なケースであるにもかかわらず、ご両親がその現実に直面することができなかったために、お子さんなりの成長の可能性を提供することができなくなってしまった残念な例に数多く出会いました。
どこに我が子が異常だなんてすんなり納得できるご両親がいるでしょうか。だからこそ、私達がご両親のお手伝いすることが必要になってくるのだと思います。親の抵抗感のままに、今自分なりに時間をかけて、ゆっくりと開花へと進みつつある新芽を摘んでしまうことは、かけがえのない存在であるはずの、我が子の可能性をその手で断ち切ってしまうことといっても過言ではありません。お子さんの成長のつまずきに少しでも早く気がつけば、それだけ早く手当てしてあげられるのです。
3. 発達検査の実際それでは、乳幼児健診を受けるにはどういった手続きを踏めばいいのでしょうか?日本では、暦年齢に応じて、住民票のある市役所や保健センターなどから、自動的に案内状が届きますが、ロンドン(外国)の場合は、駐在員等の転動族である場合は殊に、連絡上の手違いで、健診の呼び出しが来なかったというはなしをしばしば耳にしたものです。
特に、現地で出産していない場合や転居の折には、必ずヘルスクリニックに足を運ぶことをお薦めします。
その主たる内容には、前ページで触れましたので、次に、目本の乳幼児健診では、どのような項目がチェックされるのかご一緒に見ていきたいと思います。それと同時に、外国で子育てをしていく上で配慮した方が良い点について考えてみましょう。発達健査をよりよくご活用いただくために、情緒的な面と知的側面を中心に、7、8ヵ月健診と1歳半健診についてお話しして参りましょう。
7・8ヵ月健診地域内の小児科に委託されている場合もありますが、保健センターで行われることも少なくありません。まず、集団健診のかたちをとります。月齢に応じた、発運や栄養のお話を全体で伺います。次に身長体重の計測、保健婦さんによる日頃の生活や食事などについて問診があり、小児科医による診察。その後、フォローが必要と判断された場合のみ、小児科医や臨床心理士による個別フォローアップがあります。
チェックポイント@ ひとみしりをしますか?ひとみしり、或いは場所みしりは一般的にはないほうがよいと考えられがちです。ところが、ひとみしりをするようになるということは、赤ちゃんが特別に愛着を感じている人(母親等の主たる養育者、家族、顔みしりの人など)とそうでない人の区別がつくようになったことを意味します。また往々にして泣きさえしなければひとみしりではないと言われがちです。けれども、それまで誰かれ構わずニコニコと微笑みかけていた赤ちゃんが、知らない人にあった時「あれっ?」というような顔をする。これも立派なひとみしりです。
1歳半健診1歳半になると市町村区の保健センターから問診表つきの案内状が届きます。 集団健診のかたちで、育児全般に関するお話、保健婦さんによる5分位の問診、身長体重の計測、歯科検診、小児科医による診察と進み、チェックを受けたお子さんは、別室の臨床心理士による、発達相談や栄養士による栄養相談のところに行きます。また、お母さん自身、お子さんのことで御相談がある場合も、その旨保健婦さんに伝えれば、個室まで案内してもらえることでしょう。日本での健診は、午後1時頃というお子さんのお昼寝タイムにスタートすることが一般的で、見慣れない環境下、お子さんは、緊張したり、興奮して走り回ってしまうことが多く、普段のままの様子を見てもらえないことも少なくありません。ですから、問診の際に保健婦さんの質問にてきぱきと答えられるように、普段からお子さんの様子を観察できていることが大切になってきます。その点、イギリスでは、ヘルスビジターと呼ばれるその名の通り、保健婦さんが家庭訪問してくれて、子供の機嫌が良い時間帯に、小一時間ほどかけて普段のままの姿をみてもらえる点は恵まれているといえるでしょう。
チェックポイント@お母さんの後をトイレの中までも、一目中追いかけて、まとわりついているといった愛着行動が見られますか?
1歳半のこの時期は、母子関係のつまずきや、情緒的問題があらわれやすくなっています。
お子さんがお母さんに、なつかない、ひとり遊びばかりしている、お母さんと視線があわず、こちらの目を見て要求してくることがみられない場合、いままでの子育てを振り返ってみる必要があります。生まれたときから育てやすく、あまり泣かない子ではなかったでしょうか? 「いいこに、きちんとしていなさい」と、禁止が多く、好奇心の芽をそいではこなかったでしょうか? 大人中心の生活で、外遊びが少なく、お子さんと遊ぶことがなかったのではないでしょうか? 「抱き癖」がつくからと身体接触を少なくしてきませんでしたか? この時期、お子さんが自立的でなんとなくお母さんになつかない感じがした時には、すぐにヘルスビジターに相談してみましょう。
チェックポイントA 育児にも文化差あり。表面だけ採り入れないこと。イギリスのように欧米先進国で子育てをする私達が注意したい落とし穴は案外身近にあります。例えば、8年ほど前、イキリスのクオリティーペーパーに、スポック博士自身が、博士が60年代に提唱し、世界的ブームとなった育児法は間違っていたと発表したとの談話が掲載されました。ここ30年の乳幼児心理学の進歩によって、青少年の非行、薬物中毒などの深刻な杜会問題や精神的破綻などは、早期からのゆきすぎた自立が一因となっていることが指摘されるようになりました。
定時刻授乳、早期断乳、新生児期からの別室での独り寝の勧奨など早期自立を促すことを何よりも評価し、当時「科学的」と、一世を風靡したスポック式育児法は、従来行われてきた、ゆるやかで自然体な育児とは対照的なものだったのです。現代でも「抱き癖がつくからだっこしない」という考え方は、日本や欧米先進諸国によく見られますが、イギリスでは、10年ほども前から、赤ちゃんは泣くことでなにかを伝えようとしているのだからと、赤ちゃんが泣いたら、すぐに抱いてあげるようになってきています。
スキンシップということばは、和製英語だということをご存知でしたか。イキリス人の友人は、「いい表現だ」と感心することしきりでした。赤ちゃん、かわいい、だっこしたい、、、という自然な感情を大事にしたいですね。夕方ぐずって食事の支度がはかどらないようなら、どうぞ、おんぶしてあげて。日本のおんぶひもや抱っこバンドは、母子双方が満足できるように、とてもよくできているのですから。子宝ということばに見られるように、日本人はもともと子育てが上手な民族だったといわれています。それが、敗戦に伴う価値観の逆転が起こってしまったために、私達の母親世代は、西洋的なものをどんどん採り入れてきました。人工栄養はその最たる例といえるでしょう。10年ほど前からWHOの母乳育児推奨勧告や自然分娩推奨勧告を出すようになりました。
イキリスを代表する小児精神科医であり、精神分析医でもあったD・W・ウイニコットも、「だっこ」と「育児への一時的没頭の大切さ」そして「完璧でなくとも、ほどよいお母さんの方が育児を楽しめる」と自然体で育児することの大切さを啓豪してきたのですから。
私達は、まぎれもなく、異文化を持ち、目本人的意味体系に生きていることを意識してみましょう。子供のあやし方や、距離のとり方、関わり方も、おのずと西洋人のそれとは違って来ることが、東洋、柏木恵子両氏らによる心理学的研究でも、明らかにされているのです。日本人の母親は一般的に受け身で、自分から子供に働きかけることは欧米人に比べて少ない傾向にあるのですが、そのかわり、いつでもどこでも子供と長時間、密看している傾一向があり、子供の気持ちや行動に即した受け答えが上手だといわれているのです。ごく数年前までは、ベビーシッターに預けて母親自身の生活を楽しむなんていうことは、タブー視されていましたし、今でも寝るのは子供と一緒というお母さんが多数派です。
欧米先進国、特にアメリカ、イギリスでは、赤ちゃんのうちからベビーシッターに預けたり、別室で一人寝をさせる反面、ふだんから、子供の生活リズムを守っており、入眠儀礼としてベッドタイムストーリーやお休み前のキスも欠かしません。子供との時間を実に積極的に過ごしているようです。頻繁に話しかけ、問いかけ、子供と一緒になって遊びます。「なんてかわいいんでしょう、アイシテルワ愛してるわ、ダーリン」なんて歯の浮くようなセリフは日常茶飯事。我が子のことをちょっと褒められようものなら、「ありがとう、ほんとにそうでしょう」と手放しで喜びます。イギリスのお母さん達は、子供とべったり一緒にいない替わりに「量より質」。強いアクセントのついたメリハリ育児をしているのです。残念なことに、このような文化差を考慮せず、ベビーシッターの頻繁な利用、個室就寝など一部の表面的な便利さだけを採り入れている日本人のお母さんは少なくありません。いつもは無理でも、できるだけ子供の視点にたったかかわりを大切にしたいものですね。
チェックポイントB 言語理解、、、お母さんの言うことが分かりますか?「○○してはだめよ」「○○してちょうだい」…このような禁止、ちょうだいに応じるといったレベルの理解は8ヵ月児にも可能です。1歳半児は、「新聞とってきてちょうだい」「ゴミポイしてきて」「ママはどこ?」等のレベルの質問に答えられることを意味します。
チェックポイントC 指さしをしますか?ほしいものがあるとその方向を指さす。道を歩いていて犬が通ったり、なにか興味をひくものが絵本にあったりすると、まるで知らせるかのように、しきりに指さすといった行動がみられますか? もし、指でさし示さなくても、そのものを手にとって見せようとしますか? 身体の部位の名称「おめめどこ?」「おてては?」と聞くと、それに応じて指さしますか? 絵本を見せて『わんわんはどこ? ブーブーは?』と聞かれると、問いかけに応じて指さしますか?
これら一連の指さしは、一見ことばと無関係のようにみえますが、言語を理解する力が育っているかどうかをみる指標となる可逆の指さしと呼ばれるものです。この中で、身体各部の指さしなどは、やらせたことがない限りできないことも多いものです。お風呂につかりながら、向き合って、「ママのおめめ、○○ちゃんのおめめはどーこだ?」と指さしごっこで、ご一緒に遊んでみましょう。
チェックポイントD 表出言語のカをみる「マンマ」「ブーブ」「ワンワン」など意味のある単語 (有意味語)を話しますか? お母さんにぐちゃぐちゃとおしゃべりしているような抑揚あるはなしかけをしませんか? お母さんのいっていること言っていることを、真似して言ったりできますか?
単語は幼児語でかまいません。最初から正確な発音で、と意気込んでも、お子さんが真似できなければなんにもなりません。要はお子さんが発音しやすい言い方で話しかけることです。
できるだけゆっくりとしたテンポで、お子さんと同じ目線まで腰を落として、しっかり目を見て話しかけてあげてください。よく、お子さんがそっぽをむいているにもかかわらず、高い位置から早いテンポで一生懸命にことばを教えこもうとしているお母さんを見かけますが、これでは一人相撲になってしまいます。お子さんのしていること、感じていることを、まるで英語の字幕スーパーのようにことばにしてあげることが大切です。もし有意味語がでていなくても、お母さんのいうことを真似たり、チェックポイントBからDをクリアしているお子さんは、言語理解ができているのですから、個人差と考え、様子を見ておけば、よろしいでしょう。問題となるのは、言語理解が十分でない場合なのです。必ず、ヘルスビジターに相談しましょう。男の子だからことばが遅いとか、ことばは個人差があるから大丈夫というのは、よく言われることですが、それはあくまで言語理解が伴っていることが前提条件になっていることを心に留めておいてください。
チェックポイントE 2ヵ国語語使用に伴う混同「ここは外国なのだから、英語と日本語がごちゃごちゃになって、ことばが遅れるのは、当たり前」というのも、よく聞きますが、これも、言語理解ができていればこそ言えることです。こういったプレバイリンガルの問題には、日常的に出会いますが、バイリンガルの研究によれば、3歳半までは単一言語の基礎をかためることを大事にし、「家庭では日本語、外では英語」あるいは、「お母さんには日本語、友達とは英語」といったように、場面や対象を分けて、混同を避けた上で、第二言語を習得させることが望ましいといわれています。
「このアップル美味しい」「カーが走ってる」と、同じセンテンスに日本語と英語をチャンポンにして話しているお母さんが少なくないようですが、この方法は、却ってお子さんを混乱させがちです。もし、英語を教えたいのならば、全センテンスを英語にして話しかけてみてはいかがでしょうか。また、「外国育ちなんだから、目本に育った子に比べてしゃべるのが遅くっても当たり前」といった消極的な態度ではなく、童謡を歌って聞かせたり、目本語絵本の読み聞かせを就寝前の習慣にするなど、積極的に工夫したいものです。
チェックポイントF お母さん通訳の出番です!もうひとつことばの問題で気をつけねばならないことがあります。外国で発達検査を受ける場合、ヘルスビジターは日本語ができないことが殆どですから、お子さんの言語発達状況は全くといっていいほど把握できません。
いいかえれば、お子さんのことばに関して正確な情報をもっているのは、お母さんしかいないということです。
逆にいえば日本人の保健婦さんが観れば、明らかにことばが遅いと判断されるケースでも、外国ではお母さんの“No Problem”の一言で見過ごされてしまう危険性があるということです。そういうことを念頭に置いてチェックポイントBからFを確認した上でご判断ください。ことばが遅いといっても、様々な段階があり、言語理解ができていない場合、知的な遅れも疑われるということを心に留めておいてくださいね。
また、日本では保健婦さんまたは医師・臨床心理士といった第三者の言うこと(教示)に従うことができるかどうかといったより高度な力をみることができますが、外国語の教示では、それは難しいことです。ヘルスビジターの言ったことをお母さんが通訳するとともに、お子さんにわかりやすい言い方に直して伝えることになるのです。そういった点にも配慮して、お母さんが通訳する時には、言われたこと以外つけくわえないようにしたいものです。
* 悪い例
「ここに積んでごらん」→「ほら、○○ちゃん、ここに積み木をひとつずつおいてごらん。いつもやっているでしょ? たかいたかい、、、」教示に従えるかということも発達をみる重要なめやすになるのですから…。
チェックポイントG 細かい手先の運動、集中カ、意欲、教示に従う力
積み木を積めますか? レーズン(小鈴)などちいさいものを指先でつまむことができますか?* 微細運動、集中力、意欲、教示に従う力を見ます。こういった力も知能と関係しています。
なぐりがきができますか?* なぐりがきは、打ちつけるだけのものから、めちゃくちゃな線を描く「線錯画」から、ぐるぐるまるを描く「円錯画」へと発達していきます。1歳半の段階では、ぐるぐるまるが描ければよいでしょう。
よく、「家が汚れるので、描かせてません。散らかすし、まだ早いから積み木はあたえないことにしてるんです」というお母さんにお目にかかります。
お子さんは白紙の状態で生まれて来るのですから、いくらいい素質を持っていても経験することがなければ、なにも吸収できないのです。この時期の子供は好奇心に満ち満ちており、何でも引っ張り出してきて、家がちっとも片づかないのが普通の状態なのです。
育児熱心なお母さんの中には、つきっきりで積み木を積む練習につきあったり、レーズンをつまませたりと、予行演習に余念がない方もいらっしゃるようですが、健診は受験に代表されるようなテストとは違います。観察者にありのままの姿を把握してもらうことこそ大切なのだということを忘れないでくださいね。
私はロンドンでご相談をうけた何十というケースを通じて、ことばの発達に関しては、他の疾患と違って、日本語がわかる人以外には診ることができないこと、プレバイリンガルの問題で悩んでいるお母さんが決して少なくないことを実感し、ことあるごとに、精神発達の專門家による定期的な健診の実施をよびかけてきましたが、残念ながら、ここ10年進展はみられませんでした。せめて、日系医療機関に、小児精神科医、臨床心理士、言語療法士が常駐するようになることを切望しております。
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さあ、これで健診、発達検査への心構えは整いましたね? お子さんを新芽とすれば、お母さんは、外国という慣れない土壊を優しく豊かに潤す「こやし」でありたいですね。そのためには、あなた自身が何でもいいから現地でやりたいこと、目的を見つけて、いい子育て仲間に出会うよう働きかけてみることです。孤独な母子カプセルのなかで、母子が一日中むきあっているのでは、あなたが疲れきってしまって、子育てどころではなくなってしまいます。お子さんは全身全霊であなたを愛し信頼しています。それなのに、あなたのひとみが曇っていてはお子さんのことがよく見えなくなって、お子さんはひとり取り残されてしまうでしょう。そうならないためにも、育児の全責任をあなた独りで背負うことは避けたいものですね。
ここは、パパに是が非でも、ご登場いただきたいところです。特に海外では、夫以外にだれが妻をサポートすることができるでしょう。
困ったことがあったら、ひとりで抱え込まず、気軽に育児仲間に話してみましょう。