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子どもの家庭内の事故防止

子どもの発達と事故 〜事故は予防することができる〜  山中 龍宏(緑園こどもクリニック院長)

▲子どもの死亡原因の第1位は不慮の事故

1960年以降、0歳をのぞいた1〜19歳の小児の死因の第一位は「不慮の事故」です。1〜14歳では約1/3、15〜19歳では半分以上が事故死で占められており、「不慮の事故」は小児の健康問題として最も重要なものとなっています。

▲子どもの事故死の内訳

1.交通事故(6割) 2.溺死 3.窒息

入院を必要とする事故の年間発生率  
約200人に一人

外来受診を必要とする事故の発生率  
0歳(4人に一人) 1〜4歳(2人に一人) 5〜14歳(3人に一人)

▲子どもの発達と事故

子どもに事故はつきものといわれますが、その理由は、子どもが「発達する」からです。「昨年できなかったことが今日できるようになる」から自己が発生するのです。子どもが何ヶ月になったら、あるいは何歳になったらどういう自己が起こりやすいかがわかっています。さらに、それらの事故を予防する方法もわかっています。
「まさかうちの子に限って事故など起こすはずがない」
と思っていても事故は防げません。
「ひょっとしたらうちの子にも起こる」
と考えて、前もって予防策を、今、すぐに実行するしかいい方法はありません。

▲事故の傾向

年齢別に事故の発生をみると、1歳、2歳に事故が多いことがわかります。3歳未満の子どもの事故は、家庭内での事故が多くなっています。

年齢と事故数
0歳  10%
1歳  41%
2歳  25%
3歳  18%
4歳以上 4%
不明 2%

事故の発生場所

1位 リビング
2位 その他の部屋
3位 キッチン
4位 階段
5位 実家・友人宅
6位 風呂