DVの社会的背景】

社会一般に女性や女性の役割について固定観念があり、それが被害者の女性には不利に、虐待者の男性に有利に働きます。以下はその例です。

  • 男性、女性のそれぞれの役割の固定観念。

  • 慣習、時には法律によって女性が男性に頼るようになっている。

  • 女性の就職難

  • 男性がお金、仕事、家族の決定権があるという観念

  • 警察、医師、学校が虐待のサインがあっても、すばやく反応しない社会

  • 犯罪、貧困など他の要因により女性が一人で住むことを恐れなければならない社会。

  • 女性の役割は家族の世話をすることであり、家庭の問題は女性の責任であるという観念。

  • 家族や友人がより良い妻であるためにもっと頑張るように言う。

  • コミュニティーが妻に、、富めるときも、貧しいときも、どんな時も結婚生活を続けることを期待している。

  • 離婚によって子どもが必ず傷つき、結婚生活を続けることは子どものために何よりも大切だという観念。

  • 特に精神的虐待の場合は、伝統的な男女の役割というものがあり、女性は所有物とみなされ、親、そして夫に従うことを当然とする社会の副産物であることもあります

     

もし、貴女が虐待の犠牲者だった場合、どうすべきか】

精神的、心理的虐待の場合は、継続的なものであり、被害者は虐待されていると認識するのが困難です。自分が虐待されているのか不確かな場合は、信頼でき精神的支えとなってくれる人に打ち明けましょう。虐待されている人は、虐待者に頼り切っている人が多いので、手助けをしてくれる人をなかなか信用できない場合もあります。自分は虐待から自由になって生きる権利があると自分に言い聞かせましょう。自分に対して、「私は良い人間であり・・のように扱ってもら権利がある」というような肯定的メッセージを自分に言い聞かせましょう。楽しむことのできるシンプルな何かを始めて、自信を高めましょう。自分と同じような立場にいる友人がいたら、どんな言葉をかけることができるか考えてみましょう。

もし、虐待者の収入に頼っているのなら、仕事を探しましょう。万が一のために、別の銀行口座を開き、自分だけのお金を貯めることもできます。すぐに家を出なければならない時のために、常に頼れる人の電話番号と必要なお金を容易しておきましょう。彼を変えることはできません。変えることができるのは貴女の彼に対する態度です。彼の態度が、どれほど貴女に影響を及ぼしており、どれほどひどく貴女を苦しめているのかを伝えるようにし、変わる決心をさせようと試みることはできますが、最終的には、彼が変わりたいと欲しない限り彼を変えることはできます。

  • 貴女は一人ではないことを忘れないでください。

  • 虐待は貴女のせいではないことを忘れないでください。

  • 誰か信じられる人に話してください。被害者にとって自分の経験を他人に話すことは非常に苦しく難しいことであるけれども、信じられる人に話すことが唯一の救われる道です。

  • 貴女の住んでいる地域の中で助けやアドバイスを探してください。

  • 過度の力やコントロールを必要だと感じている人や、配偶者をいじめる人は、その人自身が無能であることや不安に苦しめられている人なのだと知ることで、貴女の自尊心を壊されることから身を守ることができます。

  • 経済的自立:精神的虐待の対象は通常女性です。特に子どもを持った主婦です。経済的に完全に虐待者に頼ることのないような収入があれば、虐待者は貴女にも別の人生を選ぶことができることを悟るでしょう。

  • 精神的に強くなる:人生のゴールを失わないでください。家庭の主婦も大切な役割があり、価値あることなのです。貴女の貢献と尊厳を認めさせましょう。

 

【誰か貴女の知っている人が虐待されているのではないかと思ったら。】

  • 話を聞いてあげてください。

  • その人を信じてあげてください。

  • サポートしてあげてください。

  • その人の住んでいる地域にある電話ホットラインやサービスを教えてあげてください。

  • 児童虐待があれば福祉課などに連絡してください。
     

どのような時に助けが必要でしょうか。】

  • もし、自分の判断に疑いをもったり、自分は気がおかしいのではないかと思ったら。

  • ートナーを恐れ、自分の意見を自由に言えないと思う頻度がどんどん多くなったら。他人を恐れ、他の人に会う頻度がどんどん少なくなったら。

  • 何か話題を持ち出す前にパートナーの気分の推し量るのに費やす時間が多くなったら。

  • 他人のいる前で異常に警戒したり注意したりするようになったら。

  • お金を使うため、友達と会うため、クラスを取るためにいちいちパートナーに許可をとるようになったら

  • 自分の能力に自信を失い、落ち込み、自分には何もできないと、どうしようもできないと思うことが増えたら。

  • 子どもが虐待によって悪い影響を受けていることに気づいたら。たとえば子どもが引きこもりがちになったら、攻撃的になったり、悪夢を見るようになったり学校の成績が落ちたりしたら。
     

【アメリカ在住で貴女には永住権がなく、アメリカ市民、または永住権を保持する配偶者から精神的/身体的暴力を受けている場合】

アメリカ市民、または永住権保持者は配偶者や子どものために移民ビザを申請することができますが、それを悪用してUSCIS(U.S. Citizenship and Immigration Services )に報告すると脅したりして虐待する人もいます。その結果、ほとんどの虐待されている正式なビザを持たない女性は、虐待者の言葉を信じて警察に連絡しません。 VAWA(Violence Against Women's Act=女性への暴力決議)は、そのような虐待されている配偶者(法的に虐待者と結婚していなければなりません。虐待者との離婚後2年までは申請可能。)のために永住権の自己申請をできるようにした法律です。被害者の安全のためのホットラインもあります。シェルター、精神衛生、法的アドバイス、永住権自己申請の情報などを提供してくれます。

(21歳以下の未婚の子どもがいた場合、子どもも自己申請に含めることができます。また、アメリカ市民、もしくはアメリカ永住権を持っている配偶者に虐待された子どもの親であった場合、自己申請することができます。この場合、虐待されていない他の子どもも含めることができます。)

【申請方法】

USCIS Form I-360 (Petition for Amerasian, Widow(er), or Special Immigrant) と、虐待の事実をサポートする書類をUSCISにCertified return receipt mail(書留)で送ります。手元には申請書、書類、郵送の証明のコピーなどを持っておきましょう。

フォームは、USCISのホームページからプリントアウトすることができます。または、1-800-870-3676に問い合わせてください

オーストラリア】
Domestic Violence Advocacy Service - telephone advice line
Tel: 637 3741 or 1800 810 784 (outside Sydney)

Women's Legal Services telephone advice line
Tel: 9749 5533 or freecall 1800 801 501 (outside Sydney)
1800 674 333 TTY

Aboriginal Women's Free Call Line: 1800 639 784

DV HotLine (Department of Community Services) - 24 hour service
Tel: freecall 1800 656 463 or 1800 671 442 for people with a speech or hearing impairment

カナダ】

http://www.hotpeachpages.net/canada/canada1.html

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