内閣府2006年4月 (http://www.gender.go.jp/e-vaw/chousa/images/pdf/h18report2-3.pdf)
配偶者からの被害経験
体に対する暴行 26.7% 精神的ないやがらせ 16.1% 性的な行為を教養されて 15.2%
|
|
精神的虐待経験者Sさんの場合
8年間、私は以上のような夫の態度に苦しんできました。なぜ離婚しなかったのか。それは後から学んだことですが、虐待者の態度にはサイクルがあるからなのです。とても優しい時期、そして切れて怒鳴りまくる時期。まるでジギルとハイドのような二つの人格が時には2週間おきに、時には数ヶ月おきに入れ替わります。ハイドの人格が現れた直後は離婚するしかないと思うのですが、謝罪されジギルの穏やかさが、少しの間でも戻ると子どものためにも我慢しよう。それに、もしかしたら、このまま穏やかな日々が続くのではないかと思ってしまうのです。 なんとか情況を改善しようと話し合いをしても、夫はすぐに「おまえは俺が全部悪いと、いつも決め付ける。自分勝手なやつだ。」と逆切れしました。 普通の状態では夫は私の苦しみがわかってくれないと思い、些細なことで怒鳴りまくられたある晩、私は一か八かの賭けで(ダメだったら家を出る覚悟で)一芝居うちました。普段はほとんど飲まないのですが、ある晩、意図的に酔っ払うためにウィスキーを一本あけました。夫の前で酔った姿など見せたことのない私が、べろんべろんに酔っ払った私を見れば、どんなに私が苦しんでいるかわかるのではないかと思ったのです。ひどく酔った私は泣いて夫に訴えました。今までの結婚生活は私にとって地獄のような日々だったということを、死んだ方がましだと思っていることを。 夫は初めて私の気持ちを知りました。(信じられないことですが、それまで夫は私が幸せだと信じていたのです。)そしてカウンセリングに行くことを承知しました。 その後は長い長い道のりでしたので省きますが、さらに5年かけて夫は随分良い方向に変わりました。今は比較的穏やかな生活を送っています。ただ、14’年も我慢し続けてきた価値がこの結婚にあったのかは、今でも私はわかりません。 特に、最初の辛い時期に上の子が生まれ、私はいつも悲しみと怒りという自分の心の葛藤の中で子育てをしていたように思います。誰にも言えないフラストレーションを知らない間に子どもに向けていたように思うのです。夫への恐れと怒りで気持ちに余裕をもって子育てできなかった自分が悔やまれると同時に、そのような状態に私を追い込んだ夫への恨みを感じます。 そして今は、夫は変わったとは言え、どうしても昔の仕打ちがフラッシュバックのように私の脳裏をかすめ、夫を許せない自分もいるのです。これから、また十数年とうい時を 経たら私たちは良い夫婦になれるのでしょうか。過去の夫を許すことが今の私の課題です。
<虐待のサイクル>
|
|
社会一般に女性や女性の役割について固定観念があり、それが被害者の女性には不利に、虐待者の男性に有利に働きます。以下はその例です。
【もし、貴女が虐待の犠牲者だった場合、どうすべきか】 もし、虐待者の収入に頼っているのなら、仕事を探しましょう。万が一のために、別の銀行口座を開き、自分だけのお金を貯めることもできます。すぐに家を出なければならない時のために、常に頼れる人の電話番号と必要なお金を容易しておきましょう。彼を変えることはできません。変えることができるのは貴女の彼に対する態度です。彼の態度が、どれほど貴女に影響を及ぼしており、どれほどひどく貴女を苦しめているのかを伝えるようにし、変わる決心をさせようと試みることはできますが、最終的には、彼が変わりたいと欲しない限り彼を変えることはできます。
【誰か貴女の知っている人が虐待されているのではないかと思ったら。】
【どのような時に助けが必要でしょうか。】
【アメリカ在住で貴女には永住権がなく、アメリカ市民、または永住権を保持する配偶者から精神的/身体的暴力を受けている場合】 Women's Legal Services
telephone advice line Aboriginal Women's Free Call Line: 1800 639 784 DV HotLine (Department of
Community Services) - 24 hour service 【カナダ】 |